KENの日記
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2004年08月06日(金) ムンスーンの晴れ間、ボールペン紛失

今日の朝は、雨が降っていませんでした。雲も薄くなっています。私がムンバイにきてから初めての「すこしいい天気です」。とにかくここ10日間ほどよく降りました。正直いって「土砂降りです」。


スリランカでも雨季の雨は経験しましたが、こんなに長時間降っているわけではありませんでした。猛烈な土砂降りの後は、青空が広がることがおおく、むしろ植物には気持ちよさそうだし、空気を綺麗になったような「すがすがしい」感じがしたのでした。


こちらは同じような土砂降りの雨が二日・三日降り続きます。そして少し小降りな案が一日。二日続き、再び土砂降りになります。この繰り返しが3ヶ月続くのだそうです。従って9月中旬まで続くというのですからあきれてしまいます。


この間は気温はというと30度を下回る涼しさです。太陽の強い光も、厚い雲が遮っているというわけです。雨が強くなる度に、電車が止まり通勤通学客に不便をもたらします。低い土地の家屋は水浸しになります。今日は朝半月が空にありました。上弦の月です。まだ大潮まで遠いのでいいのですが、潮が高い時期の大雨は非常に危険なのです。四方を海に囲まれたムンバイは大潮の満潮の時に、大雨が降ると、雨水が有無に流れなくなってしまうのです。


さて明日はアジアカップサッカーの決勝です。ホテルのNHKチャンネルがどこかにいってしまいました。元々NHKの海外放送で放映しないでしょう。中国のチェネルを探そうかと思っています。中国・イラン戦はイランの放送局で少しみました。見る限りイランの方が強そうでした。


(追記)今日、大変うれしいことがありました。実は今週火曜日に日本からの日本からの出張者と共に、こちらの電話会社と打ち合わせした帰りに郊外のレストランで遅い昼食を取ったのですが、そこにボールペンを忘れてきてしまったのでした。


事務所にに帰ったと慌ててレストランに電話すると、1時間ほどしてから「見つけた」との連絡をもらっていたのでした。最初のインド出張の時に「携帯電話」を紛失して以来この国では忘れ物は出てこないだろうと思っていたのですが今回は別でした。


実はそのボールペンは携帯電話よりずっと高価なのでした。今日の金曜日の夕方、雨も降っていなくて、気持ちがいいので、タクシーを使ってレストランまでとりに行ってきました。金曜日の7時頃の郊外に向かう道路はもの凄く混雑していました。なにしろ、ムンバイは列車の便が比較的良いのですが、というからには、列車の線路が市内中心部まで堂々と入り込んでいるということなので、列車線路に邪魔されて、郊外に抜ける道路は非常に限られてしまっているのです。普段30分くらいで行くところを1時間以上は掛かってしまいました。


レストランの受け付けの男性は、私のボールペンのことを直ぐに思い出し、しまって合った机の引出しからすぐ出してくれました。私がチップを渡そうとすると「That is Just Our Duty」といって決して受け取ろうとはしませんでした。彼に丁寧にお礼を言って帰ってきました。


機会があったら是非何度も食べに来ようと思いました。実際のここの料理は美味しくて、値段も手頃で外国人で混雑しています。レストランの名前は「ジュエル・オブ・インディア」。ネルーセンターに隣接しています。ここの昼食はブッフェ形式で、色々美味しいインド料理がそろっています。値段は一人500ルピーもあれば十分です。日本人の方がムンバイにいらしたら是非、利用してほしいものです。




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