KENの日記
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2004年07月04日(日) まとめて記録

もう7月です。梅雨が明けていないはずなのにとても暑い日でした。近くの木が茂っているお屋敷の近くを通ったのですが、もう「セミ」が鳴いていました。セミも勘違いするほどの暑さの連続です。


記録1.「焼酎」
今日焼酎が飲みたくて近くの森田商店まで自転車で買いに出かけました。日本酒が豊富なので良く買うのですが、今日は焼酎です。先月、職場の上司の送別会が麻布で行われ私も参加してきました。そこで出された「赤ワイン」(オーストラリア産で銘柄は忘れました)も美味しかったのですが、ワインの横にならんだ出された焼酎「朝日」の水割りがとても美味しかったのです。店の人が丹念の水とかき混ぜて「水割り」を作ってくれたのが印象的でした。


ということで、最近「焼酎」の品揃えも充実している「森田商店」に行ってみたのです。しかし、残念ながら「朝日」は最近入荷しないのだそうです。とても人気が出ているのだそうです。「朝日」の代わりに同じ「黒糖」焼酎の「弥生」を推薦してもらい買ってきました。


「黒糖」(さとうきび)焼酎は、酒税法で奄美群島だけで製造することが認められているのだそうです。奄美群島がアメリカから返還されたとき、奄美の主要農産物である黒糖(サトウキビ)で焼酎を造り飲んでいた実績が評価されてのことだそうです。非常に口当たりが良いので、本当に「飲みすぎ」に注意しなければなりません。しばらくはまりそうです。


記録2.「歌手」
いま、ソプラノ歌手「ガリーナ・ヴィシネフスカヤ」にはまっています。残念ながらCDがあまり出ていないのです。それでも復刻された昔のCDを捜しだしました。ロシア歌曲の一枚と韓国製のオペラアリア集を買い求めました。


「ヴィシネフスカヤ」は名チェリスト「ロストロポーヴィッチ」の奥様として有名です。夫妻は1975年(たぶん)に、ソビエト当局の弾圧に耐えかねて西側に亡命したのでした。当時ソルジェニチンを支援していて弾圧されていたようです。


旧ソビエトの演奏家というと、ムラビンスキー、リヒテル、オイストラッフ、ロストロポービッチ等が有名です。西側の音楽家を凌駕するようなとてつもない名人ぞろいなのです。今回、さらにヴィシネフスカヤという名歌手を知りました。ヴィシネフスカヤは20台半ば(1960年台初め)でボリショイオペラの主役に抜擢されています。そのころの録音を聞いたのですが「美しく、そして強い」のです。


1960年代は「キューバ危機」の後、フルシチョフが失脚してブレジネフ体制が確立された時代で、1961年にはガガーリンが宇宙飛行に成功した年でもあります。冷戦構造の中でソビエトの国家の威信をかけた芸術活動であったのでしょうが、しかし、芸術家にとっては「演奏」がすべてです。すばらしい演奏です。




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