早朝に娘を「修学旅行」に送り出して、午前中上野公園の東京都美術館に「日彫展」(日本彫刻会)の発表会を見に行きました。
まず、娘の修学旅行ですが、行き先は「沖縄」。羽田空港発の午前中の便とかなので、朝5時に家を出て行きました。吹奏楽の発表会があり、疲れたり時間がなくて準備が送れたりで、大変だったようですが、なんとか無事出て行きました。
暖かい日曜日の上野公園は家族連れで賑わっていました。桜の花を殆ど散ってしまいましたが、あちこちに八重桜があり美しい花をつけているので、一部の場所では花見をしていました。
上野公園は、美術館、博物館、動物園等等アトラクションが沢山あるので、日曜日は人が繰り出します。とくにゴールデンウィークはいろいろな特別展があるので、美術館・博物館は相当混み合うでしょう。今日の東京都美術館も結構混んでいました。途中通り過ぎた西洋美術館も人が沢山入っていました。
非常に単純な感想ですが、日曜日に絵や彫刻を鑑賞する人が沢山いるということは、とてもすごいことです。知人との義理でという人もいるでしょうが、いいチャンスだと思います。他人が一生懸命になって作ったものを見ることはいいことです、知らない世界に踏み込むことは新鮮です。
「日彫会」ですが、川越在住の「松平」さんに招待券をいただいていたものです。この方はスリランカでお世話になった「Dr.シーヴァラトナム」のお友達です。会場は所狭しと作品が並べられています。壮観です。個々の作品どうこうというより、彫刻を愛し、自ら制作する人たちがこんなにいるのだとびっくりしました。そういう方達がお互いに切磋琢磨している姿はすごいと思いました。細かいことはわかりませんが、作者の人達が楽しみながら、「ゆったり」と製作しているのだな、と思いました。
音楽の場合は、練習を重ねて、本番は一発。失敗しても、終わってしまえばどうしようもないので、あとは懇親会となるのです。しかし、彫刻とか絵画というのは、少し違うと思います。製作過程そのものが大切なのでしょう。完成後にああしたい、こうしたいという欲求が出るではないでしょうか。
久しぶりの上野公園だったので、妻と二人で池之端の東天紅で昼食を取ってきました。ここは高校卒業後に上京して、知人に連れて行ってもらった場所です。30年ぶりくらいです。おいしかったです。
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