チェロの先生がシンガポール出張だったので、レッスンは一回休み。二週間ぶりのレッスンを受けました。実は依然として「壁」に直面中。「スタカートが綺麗に発音できない」「連続した・安定したビブラートができない」というもの。これらを集中的に練習して来たのですが、進歩の糸口さえ見えない状態。
今日はしっかり話を聞いたので、すこしヒントが掴めた気がします。
まず「スタッカート」。これはひとえに「大事に」弾くこと。音楽的に弾くこと。技術面でいうと、弓を早く・長く動かすとか、右手人差し指の圧力とかあります。さらに左手の指を押さえ方等。これを気にするのではなく、「綺麗に・音楽的」に引くこと。イメージを固めて、それを忘れないようにすることが大切です。私の場合とくに「G」線が問題なので「G」の音のイメージは大切です。
そしてビブラート。チェロを持たないときでもテレビを見ながらでも練習すること、といわれました。とにかく筋肉の運動なので、意識して動かすのではなく自然と動くようにならなければなりません。さらに、人差し指から小指まで 音程が変わっても、弦が代わっても、連続してビブラートがかけられる様にすること。
そうすると一番力のない「小指」の訓練が最も大切です。先生の左手は小指を支える筋肉が盛り上がっていて右手とは大違いなのです。ビブラートも含めて左手の小指の役割は非常に大きいです。しばらく基本練習を続けようと思います。
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