D銀行の幹部の方が来錫されて、地元の取引先と懇親パーティを開かれたので行ってみました。外資系の銀行のスリランカ支店は、ほとんどがアジア大洋州などの地域会社の参加に入っていて、香港やシンガポールに本社があるのです。一年に一回位視察にくるという訳です。
地元の取引先の社長さんなどが招待されるのですが、我社の場合は取引先として大きいので私とか料金・財務の幹部が招待されました。
場所はマウントラビーニアホテルの砂浜のレストラン。ここはコロンボから10Kmくらい南下した浜辺にあるホテルで、昔イギリスの植民地総督の別荘だったところをホテルに改造したものです。その景色もさる事ながら、シーフードをはじめ、レストランも素晴らしいのです。
と言うわけで、金曜日の夜、昨日我社の取締役会が終わったので、ノンビリするためにもいいなあと思って出かけました。パーティは非常に凝ったもの(金がかかっている)ものでびっくりしました。まずホテルのプライベートビーチの一角でウエルカムドリンク。そしてころあいを見て、キャンディダンスのダンサーに導かれて浜辺を歩き、パーティ会場の浜辺に移動します。そこには音楽・ダンス用のステージ、シーフードを中心にした料理が準備されていました。
ほとんどのお客様は、奥様とカップルでいらっしゃっていました。こういうときに単身だと少し手持ち無沙汰です。何人かの人と仲良くなりました。日本人は私だけだった見たい。中国の方の参加が多かったみたいです。料理が美味しかったので大変満足させてもらいました。
感想をちょっと。7時30分からということなので、私は7時35分ごろ着いたのですが(5分遅刻)、会場はガラガラでした。さすがに主催者は出迎えてくれました。本格的に始まったのは1時間後です。さる会社のCEOと意気投合したのですが、
「とにかくコロンボのパーティは時間とおり始まらない。むしろ遅れてくる来ることで自分の「存在感」を示すようなところがある。大統領・政治家から先頭きってそうしている。これはよくない習慣だ」というもの。前の大統領プレマダーサが全国に時計台を作って国民に「時間の大切さ」を呼びかけたのに、今はほとんどの時計が壊れているのです。困ったものです。
椰子の木の間から、大きな「火星」を見ることができました。「火星はまだ見えるのか、もう行ってしまったのではないのか」という人がいたのはご愛嬌。
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