| 2003年04月25日(金) |
警備強化だそうです。 |
今週初めのLTTEの和平交渉出席中断を受けて、政府(といっても野党出身の大統領周辺が過剰に反応しているようですが)は警備を強化するのだそうです。
コロンボ市内の検問所とか地方の町の入り口の検問所は、和平交渉の進展の中で少しずつ緊張が緩んできて、警備の兵士にも笑顔があったのですが、また緊張の時代に逆もどりかもしれません。平和の象徴だったLTTE支配地域を縦断するA9道路(キャンディー・ジャフナ道路)も交通規制が厳しくなっているそうです。
ほんとうにどうなっているのかわかりません。私には政府・LTTEの民族対立とは別に、紛争で利益を得る人達(アンダーグランド勢力)・現政権の得点獲得に苛立っている人達が邪魔をしているとしか思えません。私のドライバー氏の話では、これまで何人もの人望の厚い政治家が暗殺されたとのですが、犯人は反政府組織のLTTEではなく、闇の勢力に殺されたのだそうです。なんとか踏みとどまって和平交渉を再開してもらいたいです。
(別件) 30年以上使っていた腕時計が故障しました。飛行機に乗ると泊まったり、暑いところ・湿気の多いところで止まったりしてたのですが、本格的に止まってしまいました。この時計は叔父から頂いたもので愛着があったのです。なんといっても長野の広いスキーゲレンデで落としたとき、滑ったあとをたどって奇跡的に見つけたことを始め、数々の困難にあっても不思議に生き延びて付き合ってきてくれました。これまで東京の会社に出入りしている時計修理さんが3回修理してくれました。その時計屋さんもこんな古い時計はそう簡単には直せないと行っています。今回は直るかどうか。帰国まで休んでいてもらいます。
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