KENの日記
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2003年02月16日(日) ガンガラーマヤのペラハラ

今日は二月の満月ポヤデイ。コロンボのガンガラマーマヤ寺院でペラハラが行われました。昨日の土曜日は生憎の雨で途中で中止になったことから、今日のペラハラに期待する人が多くて大変な人出でした。澄み切った空にくっきり満月が浮かび絶好のペラハラ日和で夜でも汗が流れる落ちる暑さでした。


ペラハラの主役は何と言っても綺麗に着飾った象の行進です。今年のガンガラーマヤペラハラには70頭以上の像が集結しました。残念ながら昨年主役を果たした「ルアン・ラージャ」は昨年暮れに亡くなったので、今年は「クルネガラ」からピンチヒッターが呼ばれたようです。現在ガンガラーマヤに繋がれて飼育されている「ナーム・ラージャ」は多分来年から主役を任されるのでしょう。主役は仏舎利を入れたカスケットを運ぶのですが、歩き方とか雰囲気が他の象とは格段に違って見えます。


コロンボ中心にある広大な「ビクトリア」公園はこの時期「象」と「象使いさん」の宿と化します。70頭以上の像、象使いさん達の掘建て小屋、象達の食事の椰子の枝、像移動用のトラック。給水車。などでごった返しています。今日午後4時頃に行ってみました。象達が身体を洗ってもらい、綺麗な服(マスク、耳覆い、胴着)を付けはじめるところでした。象達も出番前で緊張している感じでした。


ビクトリヤ公園で一頭の子象に注目しました。雄7歳の「ミガール」というキャンディの仏歯寺からきた象です。昨日、ものすごい「駄駄」をこねていました。鎖から逃れようとして暴れ、木々を鼻でつかんで投げ飛ばし、自らひっくり返ったりしていました。今日は落ち着いて大人しくしていました。「ミガール」の牙はまだ小さいのですがカーブがとてもかっこいいのです。牙が欠けることなく大きく成長し、修行を積めばきっとりっぱな「Raja」になれると思いました。今日の夜のぺハラでも大人しく行進していました。




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