Miyuki's Grimoire
Diary INDEXpastwill


2006年05月18日(木) あなたの神話

先日からヒーリングルームで「オーラリーディング」が始まりました。七空さんはわたしの古い友人で、彼女は、見えない世界のものが普通に見えてしまう人なのですが、今年になって、満を持してチャネリングを仕事にするようになり、2月から始めたばかりなのにすでに100人を超える人を見た人です。わたしも第1回目の先週、さっそく受けてみましたが、素晴らしいセッションでした。

オーラのなかにはその人のスピリット(魂)の記憶や性質、今生で体験したすべての出来事、未来のヴィジョンなどが記録されています。そのなかからその人の魂の特徴を読み取り成長に必要な情報を伝えます。彼女のリーディングは的確で、わたしが自分の中に見ていた魂の記憶、なつかしい景色や、感覚、感情などが、ポツリポツリと言葉で表現され、わくわく、ドキドキしながら聞き入っていました。彼女の読みは細部にわたるものすごい情報量で、私が断片的に持っていたもの、漠然としたものも、はっきりと物語として読み解いてくれました。わたしのなかの物語がリアルな映像で心に飛び込んできて、それが動いて生きているのを感じさせてくれました。それは、言ってみれば「私の神話」とでもいうようなものでした。

目をつぶってその物語のなかにいる自分を感じてみると、新たな発見も加わってきます。自分の魂がもともとどんな性質を持っていて、何を経験して来たか、何を持って生まれてきたのか、それがわかれば、何のために生きているかも理解できてきます。「自分らしいこと」がどういうことかがはっきりわかると、迷いはなくなっていきます。

自分を知るということは、癒しですね、と言ったら、彼女は「光を通じて自分を知ることは喜びなので、それで癒しになるのだと思います」と言っていました。

リーディングを受けたほかの人達の話も聞きました。

みんなそれぞれ個性的で、その人にしかないものを持っており、宇宙大河の中でその人自身の尊い役割を果たすために生きていることがはっきりとわかります。人間として生き、この素晴らしい地球の上で、それぞれが何かを成すために生きて、ご縁があって出会い、やりとりをしたり、協力したりすることが、どれほど素晴らしいことなのかを感じずにいられませんでした。

この地球には遠い別の宇宙から来た人や、この宇宙の中で転々として経験を積んでいる人もいますし、この地球出身でずーっと人間の人もいるでしょう。もしかしたら天使も人間の形をして生きているかもしれません。けれども、ここで出会う限りは、みな同じ人間です。そのことの、どれほど奇跡的なことか。

この地球上の生命はみな同じように奇跡的です。
人間は100年くらい生きますが、鳥や小さな動物は数年の命だったり、獣たちは20〜30年は生きたりします。植物は千年生きる大木もあれば、湿原の草や灌木のように1年に1ミリしか大きくならないものもあります。実のなるものでも野菜は毎年なるけれど、果物は数年に一度しかならなかったりします。この地球上には多種多様な生命があり、しかもまったくバラバラな生命サイクルの存在達が、一時に同時に存在しているのです。こんな星は、おそらくここ地球だけでしょう。本当に感動的なことです。

どんなに小さな命にも、自分と同じ生命のエッセンスがあるのを感じられれば、どんな人とも、どんな生物とも自分と同じものだと溶け合うことができるのだと思います。


miyuki