| 2006年11月29日(水) |
本「子どもはぜんぜん、悪くない。」 |
佐藤弘道 講談社 2005年
私は子どもを育てたことはないのですが、子どものことに興味をもったほうがいい職場にいるせいもあってか 特別に子ども好きということもないはずなのに、子どもの事がとても気になるタイプです。 友人の子どもの話、職場の人の子どもの話と、聞いていて飽きることはありません。 先日も、うちの修理をしてくれた方がお子さんの話をしてくれて、楽しかったです。
ですが、さすがに「おかあさんといっしょ」に出演している体操のおにいさんをリアルタイムで見ることはできないので この元体操のおにいさんを知ったのは、テレビのコマーシャルなどです。 関心のない私ですら、認知しているてことは、相当な人気なのね〜とは思っていましたがこの本を読んで納得しました。
本を開くといきなりカラー写真が数ページ続くので、ファン向けなのかしら?とか 自分のオーディションから体操のお兄さん生活12年や生い立ちや家族などが書いてあるから 自伝かしら?とちょっと心配しつつ(笑)読み進めたのですが
約15万人の子どもたちと出合った経験、そして2人のお子さんの父親でもあり、 子どもの頃からのいろんな体験をしてきた事から出来上がっただろう 子どもへの視線が、すばらしい。見習いたいです。
でも、子どもだから、できないとか、わからない〜と決め付けることは私もしたことはないつもりです。 そういう所など随所に「そうそう!」と思えるところがあって、 それもこの本を読んでて嬉しくなってしまったところです。
自伝的部分を読むとこの人が(人間関係や能力などに)恵まれた人だから、と一瞬思いそうになるのですが 最終的には、考え方、感じ方なんだろうなとも思います。 例えば、大変な怪我をして、オリンピックを目指していたのを断念しなくてはならなくなっても その時の、考え方の開き方がすばらしい。 不幸を見つめるのは簡単だけど、逆境にあって、幸運を探せる人は幸せになる達人だと思います。
こういう考え方のできる人って、家庭の教育の賜物?それとも人との出会い?それともやはり もともとの性格なのかしら?といつも考えてしまいます。 多分、全部であり、全部でない。答えなどあるはずのない質問かもしれません。
当たり前の事が書いてあるのに、こんなにいいな〜と思えるのは、 世の中が当たり前でなくなってきてるからなのだと思う。
私心:この本を薦めてくださったEさん、ありがとうございました。
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