| 2004年09月23日(木) |
読書「お笑いジェンダー論」 |
瀬地山 角著 勁草書房
ひどい男性差別がはびこっている世の中について説明したり 専業主婦の落とし穴について説明したりしてくれています。 タイトルのように、それほどはお笑いに重心は傾いてはいないけど(後半は特に) 時々くすりと笑わせてくれます。でもこれがジェンダー事始でない人はちょっと退屈かも。
その中でも目が覚める個所があります。「打率3割。」 39頁の「2000年1年間に受理された婚姻件数に対する離婚件数の割合は33.1%(世代的な背景で高くでやすいとも説明されています)」というデータを踏まえて 「大雑把に言えば、結婚の3分の1が離婚していると言ってもいいでしょう。 3組に1組ですから、未婚の方は、今時結婚するというのは3割3分の強打者を相手にマウンドにあがるピッチャーで、 結婚されている方は毎日、毎日、3割バッターを相手にしていることになる。 ここに得られる教訓は2つ。1つは3割バッターに打たれたくらいで人生に絶望していては、ピッチャーはやっていけない。3割バッターは抑えた時に喜ぶもので、ヒットを打たれたくらいで絶望すべき相手ではありません。 もう1つは3割バッターに打たれないことを前提にして人生設計をするのは危険過ぎるということです。」 と一部略してますが、こんなことが書いてありました。 最近、友人の知人(遠っ)で離婚するかもしれない人の話を聞いたりして、特に興味深く読んでしまいました。
マウンドにも上ったことがない私としては、申し訳ない気持ちとともに、うわ〜一生勝負したくね〜と思ったり。 いや、でもヒット打たれたくらいでは落ち込まない気もしてきた・・(それは違うゾ) 離婚の危機を回避した場面なんてのは、二死満塁からピッチャーフライで討ち取って交代てとこなんかな・・とか ホームランてなんだろう・・とかあさってな事を考えている私はマウンドに立つ機会はなかなか巡ってこないかもれません。
「やさしくて頼り甲斐のある人」という女性の理想のタイプの常套句についても 「トラ男とヤギ男のハイブリッド」としてそんな動物はいないと暴いています(笑) 先日テレビで今時の理想の男性は3高ではなく3低だと紹介していました。 低姿勢低リスク・低依存。なるほどね。「トラ男」の絶滅は間近かもしれません。
打率といえば、某有名占い師が五輪選手のメダルについて外したことを某毒舌タレントが 「んなもん、イチローだって打率3割や、5割当たる占いやったらすごいで!」と言っていました。 そういえばそうかも。数字のマジックを読み解いた本も出ていたなあ。 あまりデータなどに惑わされるのもどうか思いますが・・。
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