| 2004年09月24日(金) |
読書「国会議員を精神分析する・・・」 |
「国会議員を精神分析する「ヘンな人たちが」生き残る理由」 水島広子著 朝日選書727
政治家にはヘンな人が多い。それは「自己愛パーソナリティ」の人が政治家に多い為という。そんなのは予想範囲内。 問題は国の方針を決める場所に、そんな変な人が集まるのか、どうして減らせないのか。変えられないのか、だと思う。 でもまともな神経では太刀打ちできないのが政治の世界な気がして、一般ピープルはますます腰が引ける。 そしてますます勘違い系誇大妄想自己愛な人が集まってしまうのかも。
2003年に出た本で、少し古くなった内容があったり、興味を途切れさせないような作りになっていないのが 惜しいけど、面白い本ではある。でも何かが足りない。 こういう本はもっと一般的に読まれてもいいのではないかと思うのですが。 巻末にまとめてある提言は実行してもらいたいと切に願う。 とくに政治家に特別な特権を与え過ぎないこと、普通の生活をしてもらうことだと思う。
「先生」とか誰からも呼ばれ、チヤホヤされていると、どんなしょうもない人間でもだんだんその気になっていくものである。その気になって、名実ともに立派な人になってくれたらいいんだけど、あまりそんな例はないみたい。 自分は何の功績も努力もしていないのに、その人の家族というだけでエラそうにするのと同じ構造。社長夫人とかね。有名大学卒とかもね。) そんなのにチヤホヤする人は自分に利益があるからなんだろうけど、その人の肩書きでなく、その功績だけを注目しなくてはならないねえ。 でも功績がわかりにくいから、そういうブランド名に頼ることになりがちなんで、ああジレンマ。 ところで、石原氏は本当に戸塚ヨットスクールを支援する会の会長をしているのかしら?マジ?
この本で驚き、確信したのは石原慎太郎氏について。 以前、女性を愚弄するような発言をしておいて、「それは誰それさんが書いていた事を言ったまで」とヘンないい訳していたこともあったが、それ以外でもこの本に書かれていることが本当だとしたら、こんな人を支持しては絶対にいけないと思う。女性であるかぎり、絶対に反対しなくてはならない。 社会が不安で渦巻き、不満が鬱積すると、迷いのない強いリーダーについ頼ってしまうことは、過去の歴史にいくらでもあり、その結果どんな恐ろしいことが起きるのか。 どんなに不安で、辛くても、誰かに全てを委ねることはしてはいけない。でも、その誘惑に打ち勝てるのか、とても不安です。
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