怖かった。小刻みに揺れる、長く。不安で、ドキドキした。そう、あのときも最初はいつもの地震かと思っていたのだ。そしてそれは間違っていた。忘れていたのよ。あの恐ろしさ。でも二度と思い出したくないよ。あまりの恐怖に、読んでいてブルーになった本のことも忘れられてよかったけど。何事もなくてよかった。