ついに読みました。 書評で、知人からも進められたりと目にしていたのですが なかなか読めなかったのですけど、やっと読めました。
そして読後は今までで一番、どよ〜んと落ち込みました。 私の知らない世界を描いてはいるものの、リアルで、一人称の文を読んでいると 深くふか〜くその世界の住人になったような感覚に陥ってしまい、 しかも、登場人物が軒並み私と同じ年の女性なので、ますますブルーになっていくのです。 とくに、怪物的な美しさの妹を持つ姉である主人公の気持ちは多少ならずともわかる。 私も子どものころから、そうやって比較されてきたようなものだからね。 かなりコンプレックスになっていたから。今は多分乗り越えたと思うけど。 容姿と年齢だけでもきついのに、さらに襲い掛かる男の世界で生きていく女性の立場。 この感覚はわかる人にはわかるけど、知らない人は一生知らないままなんだな、とわかる。 私はこの物語の女性のように、ディープに男社会に繋がっていないから、というかいち早く降りてしまったからだけど 男社会でゆがんで、ねじれて行った女性を知っている。 それが怖くて、線路から飛び降りたような気がする。 ま、もともとその線路ですらどこにも繋がってなかったんですけどね。
あ〜ヤバかった。 気の弱い人は読めない。いつもどんなものでも読める性質だけど、 これは久々にダメージがきつかった。 あまりにもファンタジーであり、現実である物語は、私の年代にはきつかった。
|