ちくま2004.1月号 違和感のひび 楽しいから本を読む 群ようこ
本が売れなくなってきた。 <ワープ> 携帯のせいだ。 学校の先生が出版社に、読書感想文をかかせるのに どんな本を奨めたらよいかを尋ねてくる。 子どもが本を読まなくなった。 そんなそこかしこで語られている事から
本が高いと言い合うユニクロ好きな親子の話しと 自らは読書ばかりして、体験不足なので 何事も体験した方がいいと考え、 「若い人へのおすすめ本」企画は断ってきたが、
今の人は経験からも何も学ばないから 考え方が変わったとのこと。
仕事をするにしても、物を買うにしても 旅行に来た外国人のように、日本語を話す人を 見かけたことも語られている。
------------- 本が売れなくなってきた事は、 自分が本をよく買うから、不思議だけど 周囲の人が本を読む人が少ないの事や 小さい書店が消えたことなどから そうかもしれないとうっすらわかっていた。
群ようこさんの書いた事の中で1番、納得する話しは、「本を高い」という人々。 以前、調べものがある人の本を探すのを手伝っていたが あいにく図書館になく、文庫や新書くらいの値段でなら、そのものずばりの事が 載っている本があったので、購入してみてはどうかというと 「高い!」といわれた事があったからだ。 彼女は高いことで有名なカバンや時計、服で身を飾っていた。 600円は払えないけど、バッグ1つに7万円は惜しくないんだなあ。と飽きれた。
でも、価値観の相違なんで、仕方ない。 興味の無いことにはお金は使えないだろうから、 本を好きでない人からすると、本は高いだろうことは想像がつく。 本が高いというより、自分の興味の無いもの全てには シビアに計算しているだけなのだろう。
一見、無駄使いしまくりな人が、電話代には煩かったり 外食にはお金かけない人なのに、タクシー代は「釣りはいらねえよ」と 言ったりする事があるから不思議だ。
矛盾しているけど、お金と情報と時間が有り過ぎるということかもしれない。
長いので続く。
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