| 2003年08月06日(水) |
テレビに子守り?携帯メール脳?アバレンジャーを見ながら・・ |
この間の日曜日、たまたま早起きできたので「アバレンジャー」をながら見していたらかなり驚きました。 続けて見ているわけでもないので詳しい筋などはわからないのですが、〜子どもたちのアイドルを使って悪の組織(?)が結託して、テレビを見ている子どもたちをマインドコントロールしてしまう〜という内容だったと思う。(興味のある人知りたい人は番組のホームページなどを参照してください。)
何が驚いたかというと・・・アイドルサイドとテレビ局の大人たちは自ら「人気が出る!」「視聴率が取れる!」って喜んで悪の組織協力している、悪に一方的に操られているわけじゃないのですが、そういう部分はいかにも現在の日本ならありえそうで驚かないんだけど、子ども向け番組でその部分を映像として出したことに驚いたというか、感心しました。
そういう部分を分りやすくした映像として、テレビ局のおエライさんが止めに来たアバレンジャーたちに「視聴率がとれるんだから邪魔すんな!」とか力説していたら、マインドコントロールされた子どもたちが暴れている様子がテレビ中継が映るんだけど、そのおエライさんの孫か子どもがそこに映っているのよ。でそのおじさんは「見るな」っていっていたのに〜みたいな事いいつつ、嘆き崩れる〜があったんです。 手法としては新しくないんだけど、これが子ども向け番組でやる、ことが自虐的で挑戦的だな、と思いました。
大人になってから子ども向けといわれる番組を見ると、本当にスポンサーの商品が売れる為になんでもやるんね〜と しらけちゃって、せっかく面白い番組も遠くにいっちゃう感が否めないんだけど。 (同時に世のお父さん、お母さんは子どもの「買って!」攻撃に晒されて大変だろうなあとか、しんみりしちゃうし、私だったら、どうかわすかしら?とか考え込んじゃったり・・)そういう番組の一員のくせに(笑)こういうお話創っちゃうんだ!と思ったのです。考え過ぎかしら? とにかく「アバレンジャー」もちょっと見てみようかしら?なんて早起きできたらなんですが・・・
そんな事をつらつら思っていたら、たまたま手に取った雑誌「世界」岩波書店に「こどもたちのライフハザード」瀧井宏臣著 という連載が載っていまして第八回は「テレビ漬けという虐待」というテーマだったんです。 「乳幼児からのテレビ(ビデオ)の見過ぎで発達が遅れる」という事が特集されているのだけど、これもかなり昔から警鐘されているのに、全然減らないのね。その中で「テレビに子守りさせないで」という本が1976年に刊行されたとあるから 足掛け30年だよ。
具体的にテレビに子守りをさせたら子どもがどうなったか、気付いてからどう回復させたか、放置したらどうなるかについて書いていますし、それらの子どもの治療をされている先生の提言は子どもに関わるすべての人に必要なことだと思います。今の子どもが言われている問題のほとんどをカバーできそうな気配で恐ろしいです。 更に、最近よく目にする「ゲーム脳」についても説明されている。子どもだけでなく大人も関係ある。私はゲームしないから大丈夫!と思っていたけどテレビ・ビデオ・パソコンや携帯電話によるメールも同様かもしれないとありました。 もちろん週4〜6日、1日2〜7時間もそれたに費やすほど時間がないので、大丈夫だと思うけど・・・。 携帯メール脳については今データを取っているそうなので、報告が待ち遠しいところ。
上記の記事について説明が長くなってしまったけど、この記事にはテレビなどの製作者側の考えも載せている。 テレビ東京の話は正直でわかりやすい。「3歳以下の子どもたちが視聴率調査の対象外」だから今の所何もしてないそうな。「テレビを長時間見ないようにしましょうと呼びかけるのは、民放では現実問題として難しいですね」そりゃそうなんだけど。 こう語る編成局長さんはお子さんにどれだけテレビを見せているのでしょうか? 「アバレンジャー」を制作している方も自分の番組を見せているのかな、自分たちの家族にどれだけテレビ見せているのかな?なんて考えている今日この頃です。
本当にずっと前、人気アニメを制作しているスタッフの人が「とても自分の子どもには見せられない」と本音を語っている記事を目にしたことがある。その時「へ〜そうなんだ。そうかもね」と思ったことがあった。 テレビに限らず、なんでもなんだけど。例えばスナック菓子、炭酸飲料とかハンバーガーを売っている会社の人々は自分の子どもにどれだけ自社製品を食べさせているのかな?とか考えたりもするのです。 これって電力会社の重役さんとかに原発の横に住んでみたら?とか言っているのとちょっと似ている。 あるいは、自分たちが食べる農作物には農薬使ってないらしい農家の話とかも思い出したりして・・・
与えられるものを素通しで受け取っていていいのか、受け取る側が頭を使って選ばないとともう何度目かの確認をすますのでした。
あ〜また長くなってしまった。短くしたいと思いつつ、どうしても長くなってしまう。 以下は参考に・・・ 「世界」七月号「メディア漬け、と子どもの危機」清川輝基 「こどもたちのライフハザード」の連載各タイトル ホモ・アトピンスの子どもたち 体温異常という危険信号 しのびよる生活習慣病 学級崩壊の芽、こころの闇 脳科学は警告する ゆらぐ母子の絆 誰が遊びを奪ったか
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