岩波書店「世界2月号」-現代貧乏物語-
タイトルからおおよその事は想像できる。そして想像どおりで内容は具体的で酷薄でした。 ・ホームレスについての対談。ホープレスとも書いてありました。納得。 ・消費者金融の実態。今のあの凝りに凝ったCMたちに笑ったりしていてはいけないと思い知りました。
そして社会全体の問題に絡めての就職の問題。 高校卒の就職難。就職できたとしても希望は小さく、労働と苦痛は大きい。 そして大学卒で就職できなかった、しなかったフリーターにならざるおえない状況。正社員になれた人の驚くべき日常。社会における、これからの人々を囲む解決の見えない連鎖。そして社会でこれまで働いてきた人に訪れた突然の梯子外し。リストラ。
視聴率が2回連続高かったというドラマを全体的にバックアップしている航空会社は、その効果かどうか株が上がったと言う。 しかし、この記事のように、地上業務(離着陸の間に行われる客室内の清掃や荷物の運搬など)に着いていた人が子会社、孫会社、そしてそれらの倒産による別会社への転属と、働く場所、仕事内容は全く変わらないのに、所属だけがどんどん変わって挙句の果てに解雇という人間のポイ捨てが行われていた会社なのだと思うと、ドラマで描かれている裏方をやっている人たちも孫請けだったりするのかしら?等と思ったりして、楽しめないドラマがさらに楽しめなくなってしまったりする。 そして空を飛ぶことって運試しかもしれない。といつかまた外国に旅行したいと願っているが、恐ろしくも思う。
私は仕事自体は恵まれている。だからその待遇に答えるべく仕事をしたいと思っている。そして同時にそうしていない人を沢山知っている。もちろん一個人の判断でしてはいけないことだが。あきらかに労働意欲のない、自らそうと宣伝しているような人のことをあえて私の判断で語ると世間に溢れている仕事を渇望している人と交代してくれたらといつも心から願っている。就職も飛行機も運なのだろうか?
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