ねぎぼう業務日報

2004年04月26日(月) ぶいすりゃーの頃

日曜はついつい仮面ライダーV3のラスト4話を
みてしまいました。
多分初めてじゃないかと思います。

ラスト4話といっても、最終回を実感させるのはラス前の
ライダーマン散華からです。しかも、プロトンロケットなる
強力な破壊力をもった有人ミサイル(というところが
デストロンの恐ろしいところですが)が唐突に登場します。
たぶん、何の前フリもなかったと思うのですが。

ライダーマンがデストロンの首領のことを最期まで
救世主と信じてた(ように思える)描写があったのは、
あくまで「方向性を誤ったヨロイ元帥とその手下」が
許せないからV3と共闘しているというスタンスを
保たせた、なかなか責任感のあるキャラづくりだと思いました。

50話(ラスト3話)の時点では
「V3、ライダーマン、そしてデストロン。
正義と悪、その戦いは果てしもなく続く」なんていっているの
ですから、「まだまだ番組続くでぇ〜」という雰囲気を
持たせておきながら残り2週間で決着。最終回の翌週には
新ライダー「X」が登場していました。
果たして、当時は新しいライダーの存在はどれくらい前から
知られていたのでしょうか?? 当時の幼年誌とかの記事が
わかればよいのですが。

今だったら、ライダーマンの退場を暗示するような伏線は
とりあえず張られるのでしょう。
まあ、逆に言えば下手に伏線にがんじがらめにならずに
作品が作れた時代ということでしょうか。


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