日曜はついつい仮面ライダーV3のラスト4話を みてしまいました。 多分初めてじゃないかと思います。
ラスト4話といっても、最終回を実感させるのはラス前の ライダーマン散華からです。しかも、プロトンロケットなる 強力な破壊力をもった有人ミサイル(というところが デストロンの恐ろしいところですが)が唐突に登場します。 たぶん、何の前フリもなかったと思うのですが。
ライダーマンがデストロンの首領のことを最期まで 救世主と信じてた(ように思える)描写があったのは、 あくまで「方向性を誤ったヨロイ元帥とその手下」が 許せないからV3と共闘しているというスタンスを 保たせた、なかなか責任感のあるキャラづくりだと思いました。
50話(ラスト3話)の時点では 「V3、ライダーマン、そしてデストロン。 正義と悪、その戦いは果てしもなく続く」なんていっているの ですから、「まだまだ番組続くでぇ〜」という雰囲気を 持たせておきながら残り2週間で決着。最終回の翌週には 新ライダー「X」が登場していました。 果たして、当時は新しいライダーの存在はどれくらい前から 知られていたのでしょうか?? 当時の幼年誌とかの記事が わかればよいのですが。
今だったら、ライダーマンの退場を暗示するような伏線は とりあえず張られるのでしょう。 まあ、逆に言えば下手に伏線にがんじがらめにならずに 作品が作れた時代ということでしょうか。
|