非日常かもしれない日々
| ■ 続き・・・(脈絡無しの日記) |
2002年03月13日(水) |
「例えば、お前に他に男が出来て、俺はお前の愛人でもいいと考えた事もある。たまに会う愛人。その方がいいかなとか・・・そしてお前が新しい男とSEXした同じベッドで、俺はお前を抱くんだ”俺の方がいいだろ?どうだ!”ってさ」
彼にしてみれば”寂しがり屋”のあたしが一人でいられるわけがないと言う。
昔は二股も出来たけど、もうあたしには無理だろう。
彼はあたしに取っては完璧で、彼以上の男なんて考えられないから。
彼ほど、あたしを大事にしてくれる人もいないから。
あたしのわがままも笑って受け入れたり聞き流したり・・・
わがままを言わないで我慢すると
「正直に言えよ。どうして欲しいか言ってくれた方が可愛いよ」って。
一緒にいても邪魔にならない人。
気も合うし体も合う。
あたしは彼に聞く。
「あたしの愛は重くない?」
「え〜重いなんて思った事はないよ」
そんな風に言ってくれた人は初めてだ。
彼は、あたしが彼の事を愛すれば愛するほど喜ぶ人。
「自信がない」と言いながらも
夏になったら伊豆の海で、潜って海老を取ってやるとか、温泉に行く話とか、今度、彼があたしの家に来たら、PCを教えてくれとかって話をする彼。
「あたし毎週でも会いに行くよ」って言ったら
「そんなに金を使うなよ。却って俺、引いちゃうよ」
あたしは初めて泣いた。
「嫌だよ。お金なんかどうだっていいんだよ。それ位の金があるのは知っているでしょ?君の仕事が忙しい時は行かないよ。でも時間の都合が会えば行くんだから!絶対に行くんだから!」
彼は「わかったよ」って、あたしを抱き締める。
「君も横浜に来てくれるの?」
「来るさ!当たり前じゃん!」
彼は全国を飛び回り、同じ土地に半年以上、いた事がないらしい。たまたま、横浜が長かった。
「もし、横浜に帰ってきたら俺、ここに(あたしの家)住んでいい?」
断るわけないじゃん。
(part2)またね・・・
11時頃に目を覚ます。
朝方まで起きていたあたし達。
相変わらず、彼はあたしをしっかり腕に抱いたまま。
寝返り打っても打っても、彼は
「おいで」って言って、あたしを抱き締めて寝る。
彼曰く
「1年たったって俺、こうやってお前とベタベタしてる自信あるんだけど。賭けてもいい」って。
やっぱり、そのままSEXする・・・
お風呂に入って頭を洗いっ子。
あたしは彼の為に昼ご飯を作る。
食べ終わって話をして・・・
彼が出かけなければならない30分前。
彼は急がなきゃならないのに、またあたしをベッドに誘う。
出かける予定を40分も遅れて家を出た。
「車まで送って行って」って彼。
あたしの家から5分ほど離れた所に車は駐車してある。
手を繋いで、あたしは半べそで・・・・
まだ午後4時前で、近くでは親子が遊んでいたりする休日。
あたし達は車の中で抱き合う。
何度もキスをする。
「また会えるんだから泣かないで。大丈夫だから。本当に会えるから。すぐだから」って彼。
車が見えなくなるまで、あたしはそこに立っていた。
あたしらしくない・・・
あたしの仕事が終わって、店の女の子とご飯を食べていたら彼から電話が来た。
一緒にいた子が笑う
「彼、寂しいんだね」
(part3)死んでもいい・・・
あの人が、あたしを大好きなうちに消えてしまいたいと思う事がある。
彼に抱かれていると
「死んじゃう!」ってあたしは叫ぶ。
「殺して欲しい」と心から思う事がある。
このまま死ねれば幸せかもしれないと・・・・
日曜日の朝、彼の腕の中であたしは言う。
「あたし、本当にこのまま死んじゃってもいいや!」
「何で?お前が死んだら俺、凄く困るよ」
「だって、今死んだら、君はあたしの事を一生、愛してくれてるよ。きっと」
「嫌だよ。お前が死んだら俺、お前のお骨を北海道まで持っていってやらなきゃならない」
「お骨なんて持って行かなくていいよ。誰も受け取らないから」
「お前のお骨、持てないかもな。重くて」って笑う彼。
「あたしが死んだら、お骨は空から撒くか、海に撒いて。あ〜空からだと飛行機をチャーターするのが大変だから、釣り舟からでいいから海に撒いて。今のうちに言っておく」
「嫌だよ。お前がいないと困るから」って言って彼はあたしをきつく抱き締める。
「永遠の愛」が欲しい。
死んでしまえば手に入るような気がする。
あの人は一生、あたしを忘れる事はないだろうから。
Arranged +
Written by 樹杏(じゅあん)