非日常かもしれない日々

■ 最後の夜・・・ 2002年03月10日(日)
当初、今日は通しの予定だった。
オーナーに訳を話して遅番だけにしてもらう。感謝。
一旦、静岡に帰って車を取りに帰って、彼が店まで迎えに来る。
「日曜日は夕方に発つから、何とか遅番だけにならないか頼んでみてくれ。ギリギリまで一緒にいたいから」って彼に言われたから。
オーナーは困った顔をしながらも承知してくれた・・・
あたし達のラブラブ振りを彼も知っていたから。

土曜日、彼が店まで車で迎えに来てくれた。
店の女の子を駅まで送ってあげる。
あたしの友達にも優しい男。

「久し振りだね」って彼が笑う。
そう、”1日振り”

家に帰ってご飯を食べる。
お風呂のお湯が溜まらないうちに、あたし達は抱き合う。
ベッドに倒れこむ・・・

いろんな事を話す。
本当は彼は自信がないと言う。
今まで、何度も遠距離が出来ないから別れて来たと。
「面倒だから捨てちゃった」って。
今回は初めて遠距離をやってみようかと思ったと・・・
不安は不安だけど、あたしの事を
「離したくない」と思った彼を信じたい。

彼は言う
「会いたいと思っても会えない。そんなのに俺は耐えられるんだろうか?お前は耐えられるのかもしれないけど俺には自信がない」
「お前だって寂しくて他に男を作ってしまうんじゃないか」って。
「ただ、もし別れたとしても、他の女と付き合ったとしても俺はお前の事が好きなんだろうな」って。
「好きなら別れる事はないじゃん」あたしは彼を抱き締める。
「君はあたしじゃなきゃ駄目なんだよ。あたしがいなきゃ生きていけないくせに」
「あたしは絶対に浮気なんかしないし、他に男も作らない」
「今は、そう言うかもしれないけど、俺はいつもお前のそばにいられなくて支えてやれないから」
馬鹿だね。精神的な繋がりがあるじゃん。

あたしは言う
「あたしは本当は君より強いよ。君は本当は弱いから、あたしが支えてあげる」

「寂しかったら浮気してもいいよ。あたしの事を好きでいてくれたらいい」
「馬鹿!そんな事言われたら浮気なんか出来ないよ」
「あたし以外の女で毎日、エッチした女なんかいないでしょ?」
「そう言えばいないなあ」苦笑い。
「じゃあ、お前も浮気していいよ。俺の事を好きでいてくれたらいい」
「もしあたしが浮気したとしても、君よりエッチが下手に決まってるから幻滅して終わりだよ」

自分でも訳がわからなくなって来た。
続きは次回・・・・

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Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
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