
人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
MAIL
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| 2003年05月10日(土) ■ |
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| この恋が終わった日 3 |
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始めは、信じられなくて現実を受け入れられなかった。
そのうちに、“どうして私がこんなひどい裏切りを受けなきゃいけないの!?” っていう、怒りの感情が湧いてきた。
それから、それでもどうしても別れたくない私は、 「あの人」を引き止めるための言葉を捜した。
9日の金曜日は、仕事が終わった後すぐに、 実家に帰らなければいけない用事があったので帰った。 実家に帰るとすぐに「あの人」にメールした。
「明日(10日、土曜日)の夜、そっちに帰るので、会えますか?」
少したってから、返事が来た。
「そうだね。じゃあその日は予定入れないで待ってるよ。」
“もう会わないよ。” そう返されることも覚悟していた私は、ほっとして、 同時に、“あの電話は、夢だったのかもしれない”とか、 “「あの人」もやっぱり私と付き合っていく気なんだ”なんて、 バカみたいに期待した。
その日の夜。私は夢を見た。 お決まりのパターンの夢…。
「あの人」が私の知らない女の人と歩いていた。 夢の中の私はすぐに気づいた、“それは「元カノ」だ”と。 私は2人に向かって叫んだ。
「どうして裏切るの!?」 「帰ってきてよ!?」 「彼女は私でしょ!?」
気が狂ったんじゃないかって思うくらい、叫び散らしていた。 でも、2人はそんな私に気づかずに、仲良く腕を組んで歩いていってしまった。 1人残された私を、周りの人が白い目で見ていた。 私はたまらなく、惨めな気分になった…。
目が覚めて、夢と現実の区別が出来なかった。 それが、現実だったような気がした。
土曜日。用事を終わらせて、こっちに帰ってきたのが夜の10時くらい。 ためらいながらも、私は「あの人」にメールした。 会うのもすごく苦しかったけど、どこかではバカみたいだけど、 ただ純粋に「あの人」に会えることを楽しみにしている自分がいた。
どうしてなんだろう。 こういう状況になってみると、なおさら「あの人」が愛しくて、 どんなに好きだったか、実感させられている。 バカだよね…。
“本当に大切なモノは、失ってから始めて気づく”
まさしくその通り。 もう…、もう終わりなのにね…。 本当、バカだよね。
それから1時間くらいして、「あの人」が私の部屋に来た。
すいません、続きは、また次回…。
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