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| 2004年03月28日(日) ■ |
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| お花見と清龍 |
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椿山荘の裏を流れる神田川沿いに、お花見をしに行った。川沿いの手すりに、小学生たちの川柳が貼ってあって、桜と一緒に楽しませてもらった。高学年ともなると、結構まもとなものが多いのだけど、低学年の川柳は別の意味で素晴らしい。
「かんだがわ、ああかんだがわ、かんだがわ」<芭蕉も負ける! 「夏休み、セミよりうるさい、母の声」<同感! 「かんだがわ、くるまはあまり、はしってません」<川の中はねえ・・・。
帰りに、初めて行く早稲田のBOOK・OFFを覗いてみたところ、図書館で借りたマキャモンの『マイン』が、各100円になっていたので、これもまた購入してしまった。今まで、マキャモンなんて全然みつからなかったのに、このところ急に当たっている。
それと、ピーター・メイルの『ホテル・パスティス』と言えば、以前紀伊国屋のバーゲンで、さんざん探して原書を買ったのに、結局まだ読んでいなくて、これも100円なので買ってしまった。
高田馬場で、どん底の昭太郎さんお薦めの「清龍」という居酒屋に行った。「日本酒5杯と冷やしトマトで千円しない」という店だ。アポロ13号によれば、清龍のお酒を飲むと、頭が痛くなるか、吐くかどっちかだとのこと。それでも、話のタネに行ってみた。たしかに、日本酒5杯と冷やしトマトなら、千円しないビックリ価格。でも、妙に水っぽい日本酒がおいしく感じられて、スルスルと飲めてしまったのが怖い。だけど、早稲田といえばリーガロイヤル。そのリーガロイヤル・ホテルのおつまみより、清龍のおつまみのほうが美味しいと思ったのは、まぎれもない事実。安上がりにできてる私。
〓〓〓 BOOK
◆BOOK・OFF(早稲田)
『マイン』(上)/ロバート・R・マキャモン \100 内容(「BOOK」データベースより) "ミスター・モジョは起きあがった。あの女はいまも涙を流している…"ローリング・ストーン誌でこんな広告を目にしたとき、"神"からのメッセージだとメアリーは信じた。あの60年代の闘争の日々、リーダーのロード・ジャックは光り輝く"神"だった。その彼が自分を呼んでいる。あのとき彼に捧げることができなかった"供物"を求めて…。
『マイン』(下)/ロバート・R・マキャモン \100 内容(「BOOK」データベースより) その"供物"は、健やかな男の赤ん坊でなければならない。盗んででも、邪魔だてする者は撃ち殺してでも、指定された日までに届けねば。盗んだ女、盗まれた女、双方にとって赤ん坊はマイン(わたしのもの)だ。それは傷つき破れた60年代へのこだわりなのだ。ひた走る女と追いすがる女の血みどろの争いに、奇妙な共感が交錯する。 ※画像は原書 『Mine』
『ホテル・パスティス』(上)/ピーター・メイル \100 内容(「BOOK」データベースより) 四二歳になる主人公は、広告業界で成功を収めているものの仕事に飽き、結婚生活も破綻している。自由を求めてロンドンを去り、プロヴァンスで小さなホテルを開く計画に携わることになる。仲間は何でもこなす腹心のアーネスト、そして魅力的なフランス女性ニコル。―『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルが南仏を舞台にした傑作長編。
『ホテル・パスティス』(下)/ピーター・メイル \100 内容(「BOOK」データベースより) 一方、ジョジョを始めとする南仏人の強盗集団は、地酒パスティスを傾けながら銀行襲撃のプランの仕上げに余念がない…。同時進行する二つの計画、理想のホテル建設と集団強盗とは、果してどこで交差するか。プロヴァンスの風物を背景に、自由な暮らしを夢みる個性豊かな人物が次々と登場し、小説を読む楽しさを満喫させてくれるピーター・メイルならではの傑作。
『L.A.ウーマン』/キャシー・ヤードリー \100 内容(「MARC」データベースより) 失敗続きの男関係、問題はなにがいけないのかわからないコト。いちばん大事なものは違うけど、さみしくて、わがままなL.A.ウーマンたちの人生は!? 「最悪」を「おいしいトラブル」に変えるL.A.マジック。
『魔法の王国売ります!』/テリー・ブルックス \100 内容(「BOOK」データベースより) 魔法の王国売ります―騎士と悪漢、竜と貴婦人、魔法使いや妖術師の故郷たるこの異世界の王はあなたです!こんなうさんくさいコピーが、こともあろうに一流デパートのカタログにのっていた。まともな奴なら冗談としかとらない広告だ。だが、中年弁護士ベンは違った。最愛の妻を交通事故死で亡くして現実の生活に絶望していたベンは、渡りに舟とばかりにこの夢の国を買いとった。ところがこの妖精物語の国、売り出されるだけの理由があって、広告には記されていないとんでもないことがあった…。全米ベストセラーのユーモア・ファンタジィ。 ※<ランドオーヴァー>シリーズ
『顔を返せ』(上)/カール・ハイアセン \100 内容(「BOOK」データベースより) 何者かがミック・ストラナハンの死を望んだ。ミックは元フロリダ検察局の捜査官。干潟に建つ古い船屋に住み、魚たちと孤独を楽しんでいた。結婚5回、離婚5回、殺人五人。くえないやつだ 誰に恨まれてもおかしくない身だ。狙われた理由はわかっている。4年前に手がけた女子大生失踪事件がくすぶっているのだ。ミックは事件にけりをつけることをきめこんだ―。犯罪小説のマーク・トゥエインと称された奇才ハイアセンが軽妙洒脱に描く会心の一作。 ※上巻しかなかったが、近所のBOOK・OFFに下巻があったのを覚えていたので、下巻はあとで買おうと。
『プレシディオの男たち』/マイク・コーガン \100
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