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| 2004年03月29日(月) ■ |
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| James Bond Meets Harry Potter in the Twilight Zone. |
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昨日の清龍のお酒は、やはり頭痛となって残った。日本酒は得意じゃないのに、嘘のようににスルスル飲めてしまい、どうもおかしいと思ったら、やっぱり・・・。頭がグルグルして、脳が溶けそうな感じ。アポロ13号には、「頭が痛くなるか、吐くかどっちかだと言っているのに、調子に乗って飲むからだ!」と怒られた。「どっちか」じゃなくて、「どっちも」だった。(--;
さて、現在読書中のジャスパー・フォードの『文学刑事サーズデイ・ネクスト─ジェイン・エアを探せ!』は、かなり面白い。ちなみに、次のように評されている。
"James Bond Meets Harry Potter in the Twilight Zone." "part Bridget Jones, part Nancy Drew and part Dirty Harry"
ジェイムズ・ボンドっぽくもないし、ハリー・ポッター的でもないのだけれど、全く違うキャラがトワイライト・ゾーンという、わけの分からない異次元で出会ったという例えは、言い得て妙だと思う。ダーティ・ハリーは頷けないが、たしかに主人公のサーズデイは、BJ的。
刑事が主人公なのでミステリかと思うと、予想を裏切って、かなりSFっぽい。ユーモアがいかにもイギリス的で、言葉遊びの感覚などは、ハリー・ポッターにも通じる。イギリス的ユーモアが鼻につかなければ、文学好きにはたまらない本かも。
子どもたちが遊んでいるトレーディング・カードが、ヘンリー・フィールディングの『トム・ジョウンズ』の登場人物だったりして、なるほど、登場人物が200人以上もいる小説だから、トレーディング・カードに向いてるかもねと。
この本、明日が図書館の返却期限なのだが、面白すぎるので延長しよう。
〓〓〓 BOOK
◆Amazon
『The Eustace Diamonds』(Oxford World's Classics)/Anthony Trollope \950 ペーパーバック: 832 p ; 出版社: Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192834665 ; Reissue 版 (1998/05)
『The Last Chronicle of Barset』(Everyman's Library)/Anthony Trollope \738 ペーパーバック: 864 p ; 出版社: Tuttle Pub ; ISBN: 0460872346 ; Reprint 版 (1919/01/92)
『Barchester Towers』(Wordsworth Classics)/Anthony Trollope \500 ペーパーバック: 464 p ; 出版社: Lb May & Assoc Inc ; ISBN: 1853260894 ; (1994/04/07)
『The Lord of the Rings : Journal : Black Cover』/Cedco \1238 ハードカバー: 96 p ; 出版社: Cedco Pub ; ISBN: 0768325803 ; (2002/08/01) ※「風早彦グワイヒア」柄のジャーナル。日付なし。中の紙もグワイヒア柄。
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