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| 2004年03月26日(金) ■ |
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| 明らかにB級だが美味しい中華料理 |
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アメリカ小説を読んでいると、だいたいほとんどと言っていいくらいに、中華料理のテイクアウトとかデリバリーとかの話が出てくる。そのたびに食べたくなって、もうそろそろ欲求不満限界という感じだったので、今日の夕食は中華料理店に行った。
近所にできた初めて行く店だったのだが、かすかに何かの香料を使っているのを敏感に感じ取ってしまったので、もうだめ。味も薄い。化学調味料を使ったB級の味でいいから、大衆的でノーマルな中華が食べたかったのにぃー!やっぱり、「明らかにB級だが美味しい!」と思っている外苑西通りの店まで行くべきだった。小説を読みながら思い浮かべる味は、まさにその味だからだ。アメリカのデリに、B級以上のものがあるとは思えないし。
さて、今日はBOOK・OFFで、最近活躍している女流作家の作品(スーザン・アイザックス、キャサリン・コールター、ジェニファー・クルージー)を買った。他の作品を原書で持っていたりするのだが、どれも未読なので、とりあえずどんな作風なのかな?と。予想では、ジェニファー・クルージーがハズレじゃないかなと思ったりしている。ドタバタなのはあまり好きじゃないから。全く期待せずに読めば、それなりに楽しめるだろう。
デニス・レヘイン(ルヘイン)は、映画化された『ミスティック・リバー』を先日購入したばかりだが、気になっていたその前の作品が2冊出ていたので、即、購入した。こちらは「探偵パトリック&アンジー」シリーズの1作目と3作目。こういう場合、やっぱり2作目も読むべきか。
スチュアート・ウッズは、いつも紀伊国屋のバーゲンで定番のように買い込み、すでにジェイムズ・パタースンと争うくらいのコレクションを持っているのだが(先月のバーゲンでは、何を持っているかわからなくなったため、あえて手を出さなかった)、日本語で読んだのは『警察署長』だけなので、<ストーン・バリントン>シリーズ以外なら日本語で読んでもいいかと。
しかし、ウッズの作品は、「L.A.ナントカ」とか「Orchid ナントカ」とか、似たようなタイトルが多いので、原書と重なりませんように!と、3冊あった中でどれを買うかと、ほとんど賭けのような気分で選び、家に戻って急いで確認したところ、セーフ!全部読んでいれば覚えているのだろうが、ただ買い揃えているだけで、まだ数冊しか読んでいないので、タイトルなど全然忘れ去っている。(^^;
〓〓〓 BOOK
◆Amazon
『Area 51 : The Reply』/Robert Doherty \766 マスマーケット: 384 p ; 出版社: Bantam Books ; ISBN: 0440223784 ; (1998/03/01) ※<Area 51>シリーズ2巻目
◆BOOK・OFF
『弁護士リリー・ホワイト』/スーザン・アイザックス \550 文庫: 692 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 集英社 ; ISBN: 4087604004 ; (2001/07) 内容(「BOOK」データベースより) 刑事弁護士リリーの父はユダヤ人で、ニューヨークの毛皮専門店の店主。リリーは小さい頃から、典型的な上流階級の家の長男ジャズに憧れていた。46歳になった今、リリーはある殺人事件の容疑者の弁護を担当している。けれど容疑者の愛人が現れて事件は思わぬ方向へ…。リリーの生い立ちと、殺人事件の進展が交互に語られるうちに、彼女の愛と感動の人生が浮き彫りにされる傑作登場。
『袋小路』/キャサリン・コールター \105 文庫: 438 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 二見書房 ; ISBN: 4576032356 ; (2003/12) 内容(「BOOK」データベースより) 全米を恐怖に陥れた双子の連続殺人鬼“魔法使い”。FBI捜査官のサビッチは一人を射殺、一人を逮捕したものの、そこで見たある現象に悪寒を拭いきれずにいた。同じ頃、遠くカリフォルニアでは妹が重傷との報せが…自殺未遂を主張する周囲とは裏腹に、次々浮かびあがる疑惑。が、時を置かず双子の生き残りが逃走、ふたつの謎の狭間でサビッチは絶体絶命の危機を迎える―『迷路』のディロン・サビッチ&レーシー・シャーロックが夫婦となって活躍!シリーズ第二弾。
『もうひとつの景色』/ロザムンド・ピルチャー \105 単行本: 247 p ; サイズ(cm): 182 x 128 出版社: 青山出版社 ; ISBN: 4900845647 ; (1998/03) 内容(「MARC」データベースより) 季節外れの小さなビーチ。海辺のアトリエでひとり暮らすエマに訪れる出会いと別れ。誰だって、心から愛したい、そして愛されたい…。ほんの少し見方を変えれば、幸せはすぐそこにある。せつなくやさしい愛の物語。
『スコッチに涙を託して』/デニス・レヘイン(またはルヘイン) \105 文庫: 362 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042791018 ; (1999/05) 内容(「BOOK」データベースより) 古都ボストンに探偵事務所を構えるパトリックとアンジー。彼らのもとに二人の上院議員から依頼が舞い込んだ。「重要書類を盗んで失踪した掃除婦ジェンナを探してほしい」たやすい依頼に法外な報酬。悪い予感は的中した。辿り着いた彼女の家はもぬけの殻、そして何者かに荒らされた形跡。書類を探しているのは議員たちだけではなかった。街に銃声が鳴り響き、屍が積み重なる。戦場と化したボストンのストリートを失踪する二人の前に姿を現した澱んだ真実とは―。「探偵パトリック&アンジー」シリーズ、待望の日本上陸第一弾。
『穢れしものに祝福を』/デニス・レヘイン(〃) \105 文庫: 427 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042791034 ; (2000/12) 内容(「BOOK」データベースより) 依頼人のやり方は探偵の気に障った。休業中の探偵を街で無理矢理誘拐し、椅子に括りつけてから話をするような男と友好的な関係など築けるはずがない。だが余命幾ばくもない大富豪トレヴァー・ストーンは、最愛の娘が失踪し、深い悲しみに暮れていた。そして"当座"費用として五万ドル。私立探偵パトリックと相棒アンジーは依頼を引き受けた。だが事件は予想外の展開を始める―謎のカルト集団、変わり果てたかつての師、そして男の運命を狂わせる美しき失踪者…。真実は二人からあまりにも遠く、想像を絶する深淵にあった―。大好評シリーズ第三弾。 『サンタフェの裏切り』/スチュアート・ウッズ \105 文庫: 410 p ; 出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167218186 ; (1995/01) 出版社/著者からの内容紹介 プロデューサー夫妻と友人の映画監督が惨殺死体に!と報道されて驚いた当人、だが、一時的記憶喪失で事件当日の記憶が一切ない。
『ファースト・ウーマン』/ジェニファー・クルージー \550 文庫: 597 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 二見書房 ; ISBN: 4576030914 ; (2003/06) 内容(「BOOK」データベースより) 長年のキャリアと結婚生活をいっぺんに(それも自分より若い女に!)奪われたら―ネルの場合、まさに悪夢だった。そんな彼女の再起を賭けた新天地は“秘密厳守・法律遵守・秘書とファックするな”をルールに掲げるマッケンナ探偵社。時代錯誤のワンマン男ゲイブと憎めない女たらしライリーの秘書になったものの横領に脅迫、事件の匂いがプンプン。おまけにネルの周囲で死体が次々発見され…かわいいだけが女じゃない!全米大ヒットの最強ロマンティックミステリ。
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