BACK NEXT 初日 最新 目次 HOME

INFORMATION
日刊・知的ぐうたら生活
ここのBLOGはこちら
SCHAZZIE@MOBILE

schazzie
HOME

SOUTHBOUND
Go To U.S.A.
BOOKLOG
BOOK CLUB
読書の日記
Another View


My追加


■ 本の検索・購入 ■
Amazon.co.jp アソシエイト



●For Mobile●
キーワード:

2004年03月03日(水)
マグカップにこだわる

マグカップ。私がこだわっているわけじゃない。今読んでいる2冊の本の中に、続けてマグカップについての記述が出てきたので、アメリカ人というのは、そんなにマグカップにこだわっているのか?と思ったのだ。

私が使っているマグなんて、近くのコミュニティストアでもらった、「コミュニティストア」と書いてあるやつだったりする。誰に見せびらかすわけでもないので、全然気にしてない。厚手のマグだから、紅茶などは高価な薄手のティーカップで飲むより、これで飲むほうが絶対おいしい。これは、紅茶の入れ方にものすごくこだわっているジョージ・オーウェルも、『一杯のおいしい紅茶』という本の中で明言していることだ。「紅茶は厚手のマグで飲むに限る」と。


『この手のなかの真実』/ウォーリー・ラム

・・・『三ばか大将』の絵のついた薄汚れたコーヒーマグが見えた。マグには“ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ”と書いてある。(中略)あんなものでコーヒーを飲んでいるとはどういうわけなのか。

『ガールズ・ポーカー・ナイト』/ジル・A・ディヴィス

・・・彼にはご自慢のマグカップがあり、それを誇りにすら思っている。よくある、おそまつなジョークが記されたカップだ。『おれは病欠休暇を使い果たした─だから会社に、おれは死んだと連絡した』

・・・ラリーのマグカップが盗まれた。(中略)翌日、彼は新しいバカなマグを持ってやってきた。今度のやつには『ニュースの味はソースが決め手』と書かれている。(中略)本気でわたしが盗ったと思っている。冗談かと思ったのに・・・。(中略)「わたしは盗ってないからね」いちおう、言っておく。


というわけで、アメリカ人はマグカップに書かれている絵や言葉に、かなり気を使っているようだ。そりゃ素敵なマグカップのほうがいいかもしれないが、上のようなマグがあったら、自分では買わないだろうけど、もらったりしたらとりあえず使っちゃうだろう。べつにどうでもいいやって感じ。

でも、マグカップひとつで、こんな風に見られちゃうなんて、しかも「どういうわけなのか」なんて、センスやもしかして頭まで疑われてしまったりしたら、マグカップごときとは言ってられない。やっぱり「コミュニティストア」のマグは捨てるべきか?でも、厚手でおしゃれなマグカップって、あんまり見たことがない。薄手のものはあっても、薄手じゃだめなんだから。。。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698

Site Meter