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2003年02月04日(火)
BOOK PLUS値上げ?

今日「BOOK PLUS」の新刊をオーダーしたのだが、1200円だった。価格だけ見て、これもまたキャシー・ケリーの『あなたがいるから』のように、600ページ近くあるからか?と思ったら、341ページだった。

これまで「BOOK PLUS」は薄くても厚くても、どの本も1冊1000円だったのに(数点の例外を除く)、まさか、今年から値上がりなんてことじゃないでしょうねぇぇぇぇぇぇ!

ハリー・ポッターだって、一番薄い1巻と、一番厚い4巻で価格は同じ。他のペーパーバックだって、厚さはどうでも、だいたい値段は一緒だ。

ていうか、「BOOK PLUS」は全て1000円というきりのいい値段だったから価値があったのだ。だから、すごく薄い本でも損をしたとは思わないし、厚い本でも得をしたというわけでもなく、一律というので納得していたのだ。

私の場合は、このシリーズ全作読破という、他人にはあまり意味のない目標を持っているので、面白かろうが、面白くなかろうが、全部買わなくちゃいけないわけで、200円値上がりすると、ちょっとむむむ!って感じは否めない。いや、困っちゃう。

カバーなんかいらないから、しおりもいらないから、どうか、値上げしないで〜!!!そうよ、カバーとかしおりなんかにお金をかけずに、紙ももっとボロい紙でいいから、ずっと1000円で通して欲しい!


〓〓〓 BOOK

●Amazonから4冊

『The Mysteries of Udolfo』(Oxford World's Classics)/Ann Ward Radcliffe \1300 (700p)
ジェーン・オースティンの『ノーサンガー・アベイ』に出てきた、ラドクリフ夫人の『ユードルフォの謎』。当時流行っていたゴシック・ロマンス。ゴシックは純文学ではないと、上流階級では低俗とされていたが、オースティンがこれを題材に物語を書いたというほどの作品とすれば、やはり読んでみなければ!にしても、字がびっしりで分厚い!(^^;

『Wives and Daughters』(Wordsworth Classics)/Elizabeth Gaskell \258 (622p)
昨年の紀伊国屋のバーゲンで、『Gothic Tales』とともにPenguin版で700円だった。どうしようかと迷いながら翌日また行ってみたら、ガスケルの著書は全て売れてしまっていた。ないとなると気になるもの。バーゲンでなくてもこの値段だし。

『Rob Roy』(Wordsworth Classics)/Sir Walter Scott \258 (390p)
スコットの『アイヴァンホー』が面白かったので、他の著作にも興味を持つ。本当は違う本が読んでみたかったが、とりあえず映画にもなっているこれを購入。18世紀の話。
この画像ではよくわからないが、ロブ・ロイの顔が怖い!ぎゃー!

『アポロってほんとうに月に行ったの?』/エム・ハーガ \980 (128p)
こういうのは大好き!信じるも信じないも、想像力次第。

<読了>
感想は「読書メモ」


こう並べて見ると、日本の本てほんとに高い!カバーとか帯とかいらないのに・・・。これって着物の影響なのかな?とふと思った。邪魔だし無駄。このアポロの本だって、カバーを外したほうがよほどカッコイイ。


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