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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2002年08月20日(火)
『連鎖』読了

『連鎖』(真保裕一)読了
 ≫感想はこちら
やっぱり一気読みしてしまった! 『ホワイトアウト』ほど好きじゃなかったけど、なかなか面白い。厚生省に勤める羽川という食品衛生検査官(食品Gメン)が、仕事で調査することになった横流し密輸事件と、親友の自殺未遂という二つの事件に関わって巻き込まれていく、という筋。社会派っぽいハードな所と、主人公やその周りの人たちのキャラクターの両方で「読ませられた」感じ。この本は真保裕一のデビュー作なんだそうで、どうりでちょっと堅いと思った。
真保裕一は他にもいくつか積読本あり。

●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi)
The Clan of the Cave Bearが思うように進まないので、ページ数を稼ぐために読みやすそうな本に手をつけてみた。ネズミを主人公にした児童書シリーズの1冊。少し前に読んだRagweedの主人公だったネズミのRagweedも出てきている。今度はDimwood Forestという森の中での出来事を描いた話らしい。160p弱の本なので、数日で読み終わりたい。
ちなみに翻訳本あり≫『ポピー ミミズクの森をぬけて』 「真実とは何か、勇気とは何かを問いかける話題作」って・・・(^^; 確かに正統派的で潔いところはあるけど、そんな構えたもんじゃないのになぁ。このシリーズはテンポのいい会話と、挿絵が良くて、話自体は別になんでもないんだけど、この二つのせいでつい話に引き込まれてしまう。でも、このぽんぽん弾んだような会話&ナレーションのリズムは、翻訳では出ないんだろうなー。

●アマゾンから到着 洋2冊¥1638 和2冊¥945
Stopping for a Spell(Diana Wynne Jones)
The Star King(Susan Grant)
『惑星ミマナ (2)』(ますむら ひろし)

≫Stopping for a Spell
DWJの復刊本で、今年7月に出たばかりの短編集。表紙が嫌で買ってなかったんだけど、書店で見たら中身は面白そう。字も大きめだし、気楽に読めそうだ。
収録作品:Chair Person / The Four Grannies / Who Got Rid of Angus Flint?

≫The Star King
SFロマンス。これは逆に表紙が気に入った本。真ん中に広告がある、本当にどこから見てもロマンス!って感じの本。

≫惑星ミマナ(2)
表紙&情報はこちら。
1巻を読んだ時はあまり良いと思わなかったんだけど、2巻になったとたんに暴発してる!((( ̄∀ ̄)うぁ もともと設定はかなりぶっ飛んでるから予想はしてたけど、こんなにすごくなるとは思わなかった。埴輪がいっぱい出てきてバリゴリバリとか擬音立てて動いたり、樹に肉団子が実ったり、魚が樹から生まれて空に飛び立ったり、もう、ますむらさん飛ばしすぎ。・・・そういうわけで、この2巻はお気に入りだ(アタゴオルほどじゃないけど)。もちろん、初めての方は1巻からどうぞ!じゃないと話が全然わからない。