戸枝 大幸 Now online

2003年02月10日(月) テレビ取材

昨日でようやく、わたしのスケジュール帳から新年会の文字がなくなりました。
新年会モードもこれで一区切り。
餅つき大会も何軒か済んで、ひと心地ついたところです。
何臼かついてきているので、ほんのりと筋肉痛です。

きょうは某テレビ局に、統一地方選に挑む若者ということで、取材されていました。
これが放映されるかどうかは分かりませんが、なかなか緊張しました。
カメラが回っていると、やっぱり意識しちゃうものですね。

感じたことは、やはり、政治の世界にも新しい流れができつつあるということです。
若くしがらみにとらわれない人間が、どれほどこの世界に求められているか、そういうことです。
それぐらいに、いまの政治の世界は動脈硬化を起こしかけています。

政治が変わらなければ、この国は、この地域は良くならない。

この想いを新たにしました。

守ること、統制することを是とした社会にあっては、政治のリーダーシップはさほど必要とされなかったかも知れません。
しかし、いま現在は、国難ともいえる時代です。社会全体が変わらなければ、世界を舞台にした競争の中で生き残っていけません。そういう時代です。
その中にあって、個々人の努力によって変化させられることには、自ずと限界があります。
結局のところ国や地域の政策・方向性を決めるのは、その国・地域の政治家です。これは民主主義であろうと、ファシズム独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じです。

奇しくも、米国では反戦の国内世論が異様な高まりを見せています。それにもかかわらず、ブッシュ政権はイラク戦に向けてまっしぐらです。反照的な意味で、政治のリーダーシップを見せつけている出来事だと言えます。

話がすこし逸れましたが、社会を変化させられる力は、つまるところ政治にあります。

それだからこそ、いまこの時代に、政治不信だ何だと言ってる場合ではないじゃないか!!
というのが、率直な想いとしてあります。
政治に一番目を向けなくてはならない時代に、政治に対して不信感を持たざるをえないこの国のあり方に、不幸を感じます。

でも、悲観ばかりしてはいられません。社会のギアチェンジを実現するためにも、政治の世界に一石を投じたいと思っています。


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