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2002年08月12日(月) 祭礼

きのうきょうは、盆踊り。
午後は御神輿も出た。張り切って担いだせいか、肩がめっぽう痛い。ついでに膝も笑っている。
ひと晩眠って明日になるのが怖いぐらいだ。明日になったら痛みで肩が上がらないだろうなぁと思う。

それにしても、お祭りというのは実に高揚感がえられる場だ。そこには非日常性を求めるひとびとがたくさんいる。
それゆえに、お祭りは、核家族化が進むなかで、今や年齢・性に関係無く、全員が参加して楽しめる数少ない催しなのだと言える。
それぞれの地域で、受け継ぐべき慣習、文化といったものは、必ずあるはずである。
それが、地域のアイデンティティーにつながるのだと思う。
自分の住む地域を誇りに思い、愛すべきと思う土壌は、こういったものから作られるのだろう。

自治の要諦は地域に対する責任であると考えるが、その責任を培う土壌こそが、地域へのアイデンティティーだと言える。
東京にあっては、地域文化といったものは、守る努力を意識的に行っていかなければ、簡単に風化してしまう。
それだけに、地域文化を大切にする姿勢が、今以上に必要になってくる。


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