のんびりKennyの「きまぐれコラム」
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2002年03月18日(月)  「資産形成の経験則」 (Part 1)

   年齢が進むにつれて「経験則」というものの重みが強くなる様です。
それは誰しも同じでしょう。

判断や決断を行う時、人生の岐路に立って方向を決める時、
ものごとの選択肢を選ぶ時、若い時には先輩や先生に聞いたり、本で読んだりするのでしょう。
最近ならばインターネットもありますね。

しかし、人は年齢と共に多くの経験を重ね、
失敗と成功を繰り返すうちに、自らの頭の中に膨大な「経験」の
ファイリングキャビネットを持つ様になります。

そして、日々の多くの事態に対処する際、その「経験則」という
ファイリングキャビネットを開けて、それを基に自分なりの決定を下す様になってきます。

ところが、残念ながらこの「経験則」がそれなりに固まるには
かなりの年月がかかるわけで、それを本当に必要とする
「若き悩みの日々」にはそれがまだ自らの内側に存在しないという皮肉な現実も
あるわけです。

  さて、私のウエッブサイトの掲示板常連さんのおひとりから、
先日とても短いメイルを頂きました。
そのメイルは単純明快なひとつの質問でした。
「どうやったらお金持ちになれるの?」

何故その方がそのメイルを私あてに送る気になったのかは定かでありませんが、
私は私なりの「経験則」を書いて返信致しました。

しかし、それを機会に、私の「資産形成の経験則」というものは普通一般に
論じられている「どうやって資産を増やすか?」という手のものとは
かなり趣を異にしていることに気付き、ちょっと纏めてみたのが、
今回のこのコラムというわけです。

  ストックトレイディングのサイトですから、
おそらく読者の中には「徒手空拳から大きな資産をつくりあげたい」と願っている
若い方達が少なからずおられるのではないでしょうか。
数十年前の私自身へのアドバイスの様なつもりで、書いていきますので、
「へ〜こんな考え方もあるんだネ〜」ぐらいの感じで軽く読んでみて下さい。

あ、そうそう、世の中には「ボーンリッチ」という幸せな方々が
おられます。アメリカでは「銀のスプーンをくわえて生まれてくる」
と言いますが、要するに大金持ちの家に生まれて何も努力しなくても
生まれつきとんでもない資産家という方々ですね、そういう方にはあきらかに
退屈なコラムですからお読みにならない方が良いと思います。

それと、既に御自身の力で徒手空拳から大きな財産を築かれた方々、
そんな方々にも非常に退屈だと思いますね、何故なら、そういった方々にとって
私の経験則はおそらく「な〜んだ俺と同じじゃねえか」となるであろう可能性が
極めて高いからです。

  いや〜ずいぶんと前置きが長くなりましたね〜・・・
それでは私なりの「資産形成の経験則」です。

まず第1のポイントとして・・・・

え? もう紙が無い? 

それでは本文は PART 2 からということで・・・


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