まーくん的日常...まーくん

 

 

カレシ持ち - 2002年08月11日(日)

この「エンピツ」にも結構多いのだが、ネットで人気が高いのが、「お水」系個人サイト。

キャバクラなどの店に勤めている女性が、お客とのコミュニケーションを深めるためにやる場合が多いが、逆にまったく自らの素性を明かさずに、その世界の実状を暴露しているものも多い。

僕は敵状(?)視察のために、こういったサイトをちょくちょくのぞいているわけだが、どちらかといえばホンネ系である後者のタイプのサイトを見ていて感じるのは、
「お水系のコは、意外にカレシ持ちが多いんだなぁ」
ということ。

ふつー、キャバクラなどに足繁く通う連中は、
「キャバ嬢はヤキモチやかれたら仕事になんないから、カレシなんかいないんじゃないの」
と楽観的に構えているが、実はそうでもない。

僕の見たところでは、キャバ嬢の「8割」はカレシがいるんじゃなかろか。
(下手すると、世の中の女性の平均的なレベルより、カレシ保有率は高そうだ。)

もちろん、たいていの場合、その仕事はカレシに秘密ではない。
ちゃんと了解済みなのである。

結局ですね、キャバクラなどに勤めるのは、「お金」のためなんですけど、それも最終的には特定のカレシと結婚したいから、その準備として稼いでいるひとが多いようなのです。

だけど、
「わたし、決まったカレシいるもんね」
なんて公言するキャバ嬢なんて、もちろんいない。
そんなコにお客がつくわけないもんね。
(いたらいたで、結構オモシロイと思うけど。)

お客というものは、常に自分に都合いいように現実を解釈する脳天気な生き物だから、
「カレシがいるとは言ってない」
イコール
「カレシがいない」
ことだと解釈してしまう。

かくして、週に何回も通ったり、スタートからラストまでいたりすることで、その女性に対するイレコミようをアピールするバカが大量発生するわけですが、よーく考えてミソ。

キャバ嬢になれるのは、(多少の例外はあるにせよ)世間の平均よりちょっとはカワイイ女のコなわけでしょ。
ひとよりはオトコにモテるタイプなわけでしょ。

そういう女のコ、しかも
「これから銀座でお水の花道を生きぬいてみせますわ」
なんて根性決めたわけでもない、腰掛けのアルバイト気分の抜けないコたちが、
「カレシなんか作ってちゃいけないわ」
なんて、自らにシバリをかけるわけないざんしょ。

だから、キャバ好きな皆さん、現実を直視しましょう(どこかのイヤミなCFふう)。

キャバ嬢たちには、たいていカレシがいます。
それは同じ店の店長や黒服やボーイということもありますし、お客の中のひとりという場合もありますし、売れないバンドマンを養っていたりということもあります。
ときには、本当に「現在なし」というコもいますが、それはたまたまであって、彼女たちの人生がずっと「オトコひでり」だったことは、まずありえません。

だから、いくら通いつめたところで、ダメなものはダメなのであります(ミもフタもない言い方ですが)。

期待しすぎはやめて、サラリとしたお付き合いを楽しみましょう。

そうやって、欲のないところを見せていると、そのうちいいことがある…かもしれません(笑)。

ホンネを言わせてもらえば、カレシがいるくせに、そういう仕事について、多くの男性に媚びを売るというのは、反則じゃないかって気もしますが、まあ、そういう(どういう?)ご時世ですから、いたしかたありません。

遊びで身を持ち崩すなんて、サイアクです。
ゆめゆめ、借金地獄に落ちてまでも、キャバクラ通いなんかしないように(笑)。














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