まーくん的日常...まーくん

 

 

もどかしい話(一) - 2002年06月18日(火)

あなたが仕事、あるいは共通の友人を通じてなどで、ひとりの異性と知り合ったとする。
この場合ポイントなのは、あくまでも「偶然」の出会いであって、お見合いなどのように意図的に紹介されたのではないということ。

たまたまそのひとが、自分にとってどんぴしゃのタイプだった場合、「つきあいたい」と思うのはごく自然な感情だろう。

だが、そこから実際に交際にこぎつけるまでは、ものすごく遠い道のりだ。
少なくとも僕の場合は、いつもそうだった。

たとえそのひとが、理想に限りなく近いひとであったとしても、すぐに交際を申し込むなんて不可能というものだ。
なぜなら、それだけ魅力があるひとなら、当然誰かとすでに付き合っていたとしてもおかしくないからだ。

それでもかまわない、交際相手がいても奪えばいい、突撃あるのみ!という豪胆な御仁は別として、とりあえずは、彼か彼女がいるかどうか、さぐりを入れてからということになる。

それも直接本人に聴いてしまえばええやん!というツワモノもいるだろうが、ふつうは周囲にリサーチをかけることになる。

同じ会社のひとや、共通の友人に聞いたりして、確認するわけだが、本人のキャラによっては全然その手のことを周囲にしゃべらない場合も多いので、はっきりわからない場合がある。

そうなると、ことは困難をきわめる。

交際相手がいようがいまいが、当たって砕けるしかないわけだが、そんなことが簡単に出来るような人間だったら、最初からそうしているって。
それが出来ないから、悩むのである。

けど、その相手を簡単にあきらめることは出来ない。

そこで、まずは、「交際」ノリでない「交際」をして相手のことを少しは知ろうということになる。
つまり、相手の好きな歌手のコンサートに行こうと誘うとか、みたいな。

これだったら、「私と個人的に付き合ってください」という感じには取られない場合が多いので、結構「使える」手なのである。

もちろん、ひじょうに敏感な相手には悟られることもある。
きちんと「恋人」として意識して付き合っている相手がいるひとには、「悪いけど行けません」と断られることもありますので、まあ、その時点で「失恋」してしまったといえそう。

でも、なんとか誘うことに成功したとしても、まだまだその先の道のりは遠い。

実にモドカシい話なんですが、あなたにもそういう経験ってないですか?
(この項続く)


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