モテるといふ事(其参) - 2002年06月12日(水) これまでは、 「モテないひとは、一生モテない」 とか、 「自分は、モテない過半数のほうに入っていると割り切ったほうがいい」 とか、ちょっと(かなり?)辛口な意見を書いてきたが、少し観点を変えて書いてみよう。 すべて世の中のことは「考え方しだい」というところがある。 とりあえず、たとえがわかりやすいので、またまた、お水関係の話にする。 たとえばあなたが、あるお店にフリーで行って、初めてついた女の子が割りといい感じの子で、あなたも気をよくして彼女に携帯の番号なり、メール・アドレスを教えたとしよう。 翌日以降、彼女からお礼の電話、あるいはメールとかが来たとする。 ここで、 「彼女は、僕にかなり気があるのだ」 と思ったひと、それはかなり考えが甘いとしか言えない。 メールをくれるということは、 「また、お店に来てくれ」という意思表示であって、あなたと個人的に付き合いたいということでは(たぶん)ない。 しかし、 「なんだ、営業メールか、つまらないな」」 としか思わなかったひと、それではあまりに夢がないのでは? たしかに、その電話なりメールは、8割がた営業的なものであるだろう。 が、残り2割は、それなりに「彼女のチョイス」が加わったと見てもいいのではないかと思う。 つまり、その女性のキャラにもよるのだが、お客さんから携帯の番号やメールアドレスをもらっても、あまり好きなタイプではないお客には自分からアクセスしないという子は、結構多い。 (これは僕自身も現実的に体験していることだから、たぶん間違いない) 自分を指名してくれるお客ならそれこそオタクでもヒッキーでもいい、なんて子はごく少数派で、ある程度は自分のメガネにかなったお客でないと、「営業」をかけないものなのである。 だから、営業コール、営業メールとはいえ、「来ただけマシ」と考えたほうがいい。 同様にして、同伴やアフター、さらには休日のお付き合いをしたからといって、即「自分に気がある」と判断するのは愚かだが、まったく好意を持っていないお客に対しては普通やらないことだから、そういう依頼があることは「あるだけマシ」と考えたほうがいいだろう。 世の中には、そういったことすら頼まれない「カヤの外」のひとも少なからずいるのだから。 だからといって、むやみに「これは脈あり」と暴走、やたらと女性に個人的な付き合いを迫るのはいただけないけどね。 先方の同伴等の依頼はこころよく引き受けるが、だからといって多くの見返りは期待しない、というような、あっさりとした態度のお客が好まれるのは、間違いない。 いいじゃないの。自分の本当の彼女になってくれなくたって。 世間のレベルからいえばかなりみめうるわしい女性と、何時間かを一緒に過ごせるだけでも、十分ありがたいことじゃないの。 そういう、ポジティブな考え方をし、かつ心に余裕を持てば、自然と女性からのウケがよくなり、ひいてはたまに本当にモテたりする。 「モテたい」という欲望のオーラがモロに出ている人間、ガツガツした人間は、絶対モテることはないのである。 (この項、さらに続く可能性あり) ...
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