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■水も滴るウホッイイ男
2008年07月06日(日)
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栃木の実家に帰っている。

この土日でのみ有効のとしまえんのプールタダ券があったのだが、予め栃木の母に「行く」と言っていることだし、何しろまだそんなに暑くならないだろうと予測し敢えてタダ券を無駄にしたわけだが…。

暑いったら暑い。

東京からちんぽ約50万本ぶん北にある栃木でも余裕で30度越え。絶好のプール日和ではないか。実家に着いてから娘・R(4才)と息子・タク(2才)をこの暑さの中でどこで遊ばせようかと考えた結果、近くの噴水のある公園にしようということになった。

ここは大きな噴水とその水が流れる人工のせせらぎがある。プールとまではいかないが少しでも水場で遊ばせればちょっとでも涼しいのではないかというしょぼい考えである。

Rタク
Rとタクはそれでも楽しいらしく、濡れてもかまわない格好でちゃぷちゃぷと水で遊んでいたが、流れるプールのはずが流れるチョロチョロ水になってしまって、随分しょぼくなってしまった。

暑いため、くるぶし程の深さもないせせらぎに僕も足を突っ込んでRとタクを見守っていると、小学3年生ぐらいの女の子がふたりやって来て、

「あの、ここで寝ていいですか」

と僕に聞く。

「はいはい、いいよ…、って寝る?」

寝るってなんだ!と思わず聞き返してしまったが、その子達は文字通りせせらぎの水に浸かったまま仰向けに寝出した。

「きもちいいね」

「うん」

何なのこの子達!知らない人の前で寝そべっちゃダメと教わらなかったのか?僕は教わったことないけど。

もしとしまえんのプールに行っていたならば、お子様ではなく水着ギャルが目の前におっぱいたわわに横たわってたかもしれないのに…。

続いて僕の前にやってきたのは3才くらいの女の子であった。しかし何故僕の前ばかりに小さな女の子が集まってくるのだろう。

その女の子は無言であったが口が思いっきり膨らんでいた。そして

「んべ」

口の中に含んでいた水を吐き出してニッコリと笑った。おそらく噴水の水を口を開けて貯めたのだろう。だが、それで僕に何を伝えたいというのだ!栃木の子は恐ろしい!

単なるウケ狙いなのか?そういえば栃木にはいたよそんな子。わざわざ人前でハナクソほじって食べてニヤリと笑って見せたりする奴。僕だけど。

そんな奇妙な少女達に囲まれて、僕どうしたらいいんだろうと思い悩んでいると

「パパー!きてきてー!」

Rから救いの手が差し伸べられた。早速行ってみると

虹
「ほら、にじがみえるよ!」

「ほんとだ!」

昨日の日記にも書いたがRは虹が大好き。この虹とRの喜ぶさまを見ると、先程までのとしまえんに行けばよかっただのというどす黒い後悔が洗い流されていく思いであった。

噴水で純粋に…。

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