←1クリックしてね。よく「俺の車の助手席は女性専用なのさ」なんて話があるが、僕の場合は
「僕のベッドの隣は女性専用寝床なのさ」
である。しかもセーラー服を着ている女の子専用。こう書くと「援交」とか「淫行」等の言葉が容易に想像出来、すぐさま犯罪にてギルティなのだが、そのセーラー服は幼稚園の制服で、無論その女の子も娘・R(4才)である。
Rはいつも僕の左側で寝ているのさ。僕は死ぬまでRの左側に寝ているつもりだ。どこぞの馬の骨と一緒に寝るなどまかりならぬ。
ある日の夜中、
「うーん」
というRの唸り声と共に肩を揺らされて目覚めた。時計をチラリと見ると午前3時半。
「んー…どうした?」
頭が半分以上寝ていながら辛うじてRに声をかけると
「パパ、お顔こっち向いて!」
「あー…はい」
横向きになりRと顔を合わせると、Rはそのまま寝てしまった。怖い夢でも見ていたのだろうか…と考えつつも頭が回らなくて僕もそのまま寝た。
翌朝。
「きのうね、夢にパパが出て来たんだよ」
とRに言われた。じゃー何かい。僕が出て来たから怖い夢だったのかいと突っ込もうとすると
「でもね、パパのお顔が違ってたの」
それ怖い!僕が僕の顔でなかったって、なんだ。僕自身が一番怖い。しかし何故僕の顔じゃないのにパパだと分かったのだろうか。もしかしたら、実は僕が仕事でいない間、嫁が密かに別のパパと称する人物と会っているとか。
「そのパパはどんな顔をしていたの?」
僕が見限られる日が遂に来たのか…と脂汗を流しながら聞いてみると
「えっとねー、あっちょんぶりけ」


アッチョンブリケ!
アッチョンブリケとは、手塚治虫のマンガ「ブラックジャック」に出てくるピノコという女の子が、ほっぺたを両手で潰す表情のこと。Rが産まれてから僕が最も早く仕込んだ芸の1つである。
「パパはずーっとアッチョンブリケしてたのかな?」
「うん」
Rの頭の中では僕はどういう扱いを受けているのだろう。現実の世界でも挙動不審に見られがちなのに、Rの夢の中で更に磨きがかかっている。見知らぬパパの存在疑惑は晴れたが、あんまりかっこいいパパには映っていないようだ。
すなわち、親の顔がひどい!
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