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娘・R(4才)の幼稚園での父親参観日。
いつも片手にちんこ、片手にティッシュを握っている手をヴィデオカメラに持ち換え、Rを片時も逃さず撮影してやる、と意気込んだ。
まずRの幼稚園は朝礼から始まる。この時のRのクラスが並ぶ位置は既にチェック済みである。僕のようなカメラ片手親父達がひしめく中、予め撮影ベストポジションを確保していたところ、予想通りRのクラスの列が真ん前に並んだ。よっしゃあ!
ところがRはクラスで1、2を争うちびっ子なのに、何故か列の真ん中あたりにいた。周りが大きい子ばかりのため殆ど頭しか見えん。大きい子達に囲まれて、
「まるで…Rの頭が陥没乳首のようだ…」
いきなり撮影を断念。朝礼が終わり、教室に入ると短大出たての可憐な担任教師がお出迎え。
「本日はお忙しい中、えっと、お父様方にお越しいただいて…」
子供達よりも緊張しまくりながらたどたどしくも一生懸命挨拶した後
「さあそれでは皆さん歌いましょー」
と授業が始まった。そんな初々しい姿を見て思わず僕から
「先生も、おじさんと一緒に歌いましょー」
と大人の授業を始めてしまいたくなった。歌う歌はもちろん
「(テレッテテレレレッテレ)あーん♪あーん♪」
青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」もしくは
「後ろから前から、どうぞ♪」
畑中葉子の「後ろから前から」がよい。
そんな妄想をしていたが、早速オヤジも参加させられるゲームやクイズ大会に突入し、あっという間に終わりの時間となってしまった。正直、時間が経つのを忘れるほど楽しかった…。
最後に
「はい、パパ」
と渡されたのは手作りのフォトスタンド。予め提出させられた僕とRの写真が中に入っていた。
「一生懸命作ってくれたんだね。ありがとう…」
我が娘をひしと抱きながら教室の壁を見てみると、これまた一生懸命作ったであろう作品がもうひとつ。子供達が描いた父親の似顔絵がずらりと貼られていたのである。
「えーと、Rちゃんが描いたのはどれかな?」
「あれだよ!」
とRが指差す似顔絵を見てみたら

…。
僕はこんな顔をしていたのか…。今までアキバ系だと思っていたが、

これじゃ「さぶ系」である。
「でもパパ、おヒゲ生やしてないでしょう?なんで描いたの?」
似てないなんて言ってしまうとRを傷つけてしまうので、あくまでも遠回しにやんわり聞いてみたら
「先生が描きなさいって言ってた」
ぬおー。可愛いふりしてあの教師、わりとやるもんだね…。ていうか、去年の父親参観の時も似顔絵を描いていたが、その時も何故か僕は眼鏡していないのに眼鏡を描かれたし、それも先生に描けと言われたからだそうで、何故ここの幼稚園教師は何かしらのオプションを付けたがるのだっ。
「パパってこんな顔してたんだなあ…」
去年は眼鏡で今年はヒゲで。来年あたりはちょんまげとか付けられそうである。
「でもパパおひげあるでしょ?」
とR。そりゃないと言ったら嘘になるが
「でもこんなに濃くはないよ…」
と僕が弁明がましく言うと、
「あるでしょ?ほら」
Rは僕のヒゲの剃り跡をぞりぞりと指でさすって訴えるのであった。
「わかったわかった。Rちゃんが正しいよ」
父の日の父の非であった。
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