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■丑の刻に参ります
2008年05月28日(水)
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(落語のマクラ風に)

え〜「草木も眠る丑三つ時」という言葉がありますが、最早死語となりつつありますなあ。

今じゃコンビニやらスーパーやら居酒屋やら深夜営業に終夜営業は当たり前、アタシの家なんかも盛り場に近いもんだから、酔っ払いカップルが外でイチャイチャキャーキャーやかましいったりゃありゃしない。

てめえらサカリの付いた猫じゃあるめえし五寸釘打ち込んだろか、と丑の刻参りのひとつもしたくなるってぇもんです。

「丑の刻参り」ってぇのも死語っぽいんで説明致しますけど、丑の刻…今で言やぁ夜の1時から3時ぐらいの間に、藁人形を憎い相手に見立てて神社のご神木に五寸釘でカーンカーンと打ち付ける…っていう呪いの儀式なんですがね、これはいけません。

人を呪わば穴ふたつ、嫁を犯すも穴ふたつ、と言いましてね、アタシなんざ前の穴も後ろの穴も容赦しないわけで…って何の話でしたっけ。

まあ、その丑の刻のちょうど真ん中あたりが「丑三つ時」、今の午前2時ぐらいになるんですかねぇ…。(長いマクラになってしまった)

我が家の丑三つ時は概ね僕以外全員寝ている。嫁と子供達は夢の世界、僕はあなたの知らない世界(主にインターネッツな世界方面)をさ迷う。この夜、そろそろ寝るかとパソコンの電源を落としかけた時、

たすたすたすたす

僕の部屋に向かってくる足音が聞こえてきた。すわ、お化けか、と身構えたがそうではない。息子・タク(2才)の足音だ。それぐらいは分かる。しかし何故こんな時間に?

ぐわらっ

ものすごい勢いでフスマが開き、そこに必死の形相のタクが仁王立ちしていた。

「どうしたんだい?」

「…」

タクは目に涙を浮かべて無言のままだった。

「怖い夢でも見たのか?よしよし」

と撫でてやると

「ぶわああああああ」

思いっきり泣き始めてしまった。嫁も起きてきて

「ほらほらママいるよー」

と寝室に強制送還。布団に入るとシクシク泣きながら再び眠りについた。夢とうつつの世界をさ迷っていたのだろう。こういうボケボケなところも可愛いものである。

そして、よかった。みだらな行為をしていなくて本当によかった。この時間帯、僕はエロ動画全開股間も全開でひとり大ハッスルしていることが非常に多い。もしそんな時に今回のようなタクの闖入があったら…。

「ぱぱ、ちんちんー!」

全てを暴露するタクのシャウト。

「ちょっとあなたー!」

バカ亭主が夜中フィーバーしてるのは分かってたけど、この目で見たくなかったという嫁の絶望の叫び。

このような修羅場、いつ起きてもおかしくはないのだ、ということを気付かせられたタクの戦慄の丑の刻参りであった。今後充分肝に銘じて臨まなければなるまい。

ま、それはそれとして、せっかく嫁も起きたことだし…と

「僕のぶっとい五寸釘を…」

わいせつな丑の刻参りをしようと思ったら

「今出血中で〜す。しっしっ」

丑の刻生理だったとさ。おあとがよろしいようで。

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