志村けんといえば
「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
というネタがあるが、僕らの世代にとっては本当に笑いの神様のようなお人である。
ヒゲダンス。
怒っちゃやーよ。
カラスの勝手でしょ。
あーみーまー。ゆーあーゆー。
そして「東村山音頭」が表す通り、東村山市出身のはず…なのに…

「なんちゃって志村軒」
何故新宿6丁目にこのような店があるのだ!ろくちょめろくちょめ、ワーオ。
この店はなんと「創業1279万光年」で「20世紀最後のすっとぼけたラーメン屋」なのだそうだ。何故僕が知っているかというと

看板に書いてある。
1光年は9兆4608億km。最早メガマックとか鳥獣ギガとかテラワロスとかそんなレベルではない。9.46ペタmである。ていうか光年って時間じゃなくて距離なんだけど…。突っ込んで欲しいところなのかどうなのか。もう21世紀だというのに本当にすっとぼけた店である。

店主 福山ま猿。す…すごいよマサルさん?
店の中に恐る恐る入ってみると、また怪しげな貼紙がいくつか。

20人前食べて100万円ゲットか?それともあの世行きか?《お寺はすぐそこ!》
寺がすぐ側なのはありがたいが、宇宙人よりギャル曽根がすっ飛んで来そうである。

不倫した時に食べよう!ドロドロのとろろバターチャーシューメン。
堂々とオーダー出来るのは石田純一ぐらいなのではないか。
このような様々なメニューが貼られている中で(ケンチャンラーメン「新発売」はなかった…)、僕が頼んだのは「ピノキオラーメン」であった。

「はい、おまちどう」
ペタカワユス!
顔を崩すのが惜しい。しかし腹が減ったので食う。うまい。あっさりめのとんこつといったところか。ホロホロのチャーシューとほのかに甘いメンマがアクセントだ。
馬鹿でかいプラズマテレビに映し出されたエド・はるみを眺めながら麺を啜る。ま猿さん(店主)は常連らしき客と熱の入った野球談義をしている。よく見ると店主の服はマリナーズのユニフォームである。イチローのポスターも貼ってある。相当野球好きらしい。
…って、全然志村関係ないじゃん。
本当は店主が志村けんの大ファンで、こういう店名にすればいつか本人が来てくれるかも知れない、というのがこの「なんちゃって…」の由来らしい。そのあたりを聞いてみたかったのだけれどもいかんせん野球話が全く途切れず…。
それでもキワモノ的外観とそれを小気味良く裏切るラーメンの美味しさに満足して店を出た。
わざわざあやしいお店を探して、わざわざ食いに行く。それでブログにも書いちゃう。
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