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■GW国内残留組
2008年04月30日(水)
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ゴールデンウィークに海外脱出し、成田空港に帰って来たところを娘・R(4才)や息子・タク(2才)が

「どこに行って来たの?」

とテレビに取材され、

「すぺいん」

とか答えて全国のお茶の間の庶民に「子供の癖に生意気だ」と嫉妬させる夢であるが、今年も叶いそうにない。それでも嫁はせっかくのGWなのだから遠出したい、という野望はあって、

「じゃ、練馬区から出たら遠出ってことで」

という妥協点で手を打ち、江戸川区の「なぎさ公園」に行って来た。ここは東西3キロにわたって様々な公園が数珠繋ぎになっている総合リクリエーション公園のひとつ。川向こうは東京ディズニーシーというおあつらえのGWスポットがあるというのに、敢えて無料の公園を選ぶ我々はラブユー貧乏。

なぎさ公園
公園間をシャトルバスが走る。Rもタクも乗りたいと言うので早速乗車。

なぎさ公園だからといって片平なぎさはいないので要注意である。その代わりポニーがいる。

「R、タク、お馬さんに乗ってみるか?」

「のるー」

と言うので行ってみたのだがいざポニーたちを目の前にすると

「やだ、こわい」

どうせそんなことじゃないかと思ったよ。Rの幼稚園にポニーが来た時も乗らなかったんだよなあ…。くりかえすこのポニニズム。

ポニーにこそ乗らなかったが、近所の公園にはないような遊具施設で力の限り遊びまくっていた。

Rタク
つり橋を渡るRと、なんか知らんが躍動感溢れるタク。

珍しい遊具に見向きもせず砂場とかでモソモソ遊ぶのだったら、わざわざここに来なくても近所の公園で済んだ、ということになってしまう。

「よかったナ」

我が子達が飛び回る姿を見て嫁と胸を撫で下ろすのであった。

午後になって昼飯を食べるとタクは昼寝。Rはまだまだ遊んでいたところ、公園内を

「紙芝居だよォー」

と声をかける爺さんがひとり。

「かみしばい、みるー!」

Rが目を爛々と輝かせていたので紙芝居鑑賞。

紙芝居R
「チョンちゃん」というお話でほのぼのとしたものであったが、Rは正直100円でもらったチョコとソースせんべいに夢中。21世紀から昭和の世に戻ってしまった。

そんなわけでゴールデンウィークは海外脱出どころか関東脱出も危ういのである。

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