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■血は水より濃し(病的な意味で)
2008年04月04日(金)
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健康診断で二次検診を受けろ、とチェックが入ってしまった僕。

二次検診なんて生まれて初めてだ…。

検診…。

武田信玄のライバル(それは謙信)
男の子女の子どっちかしら(それは妊娠)

出来るだけバカなことを考えつつ、立派な白い巨塔に入って行く。だって直ちに入院しろとか言われて二度と出られなくなったらどうしよう…なんて考えると怖いんだモン。

受付を済ませるとまずは採血。僕はこれが苦手である。子供の頃血を採られた時、

「あれ、血が採れない」

注射する看護師のねーちゃんが下手で、何度もプスプスやられているがもの凄く苦痛で貧血になってしまった。今だったら

「余計に刺された分、おっちゃんの注射器でお返ししてやらなあかんな」

ぐえへへへ、と言えるのだけれども当時は純真な子供であり、見事にトラウマとなった。それ以来自分の血が注射器に吸込まれていくさまを直視できない。

「採血の分析結果は2週間後になります」

「そうですか」

この時もソッポを向きながらそう答えた。

採血の後は問診である。待ち受けていた女医が僕の健康診断結果を見て言った。

「ヘモグロビンが若干多いんですね」

「え、白血球かと思ってました」

白血球の数値が一番基準値を上回っていたので、てっきりコレが引っ掛かって二次検診になったと思っていたが、どうやら違うらしい。

「白血球の数は採血時に風邪引いてたとか体調不良とかで増えたりしますので、この程度でしたら問題ありません」

「はあ」

「ヘモグロビンが少な過ぎると貧血の原因となるのですが、多過ぎると血液がネバネバして詰まる要因となるのです」

「多くなり過ぎる原因というのは…?」

「生まれつきの要因もありますが、他には、今ポケットに見えるものとか…」

女医は僕の胸ポケットにあるタバコを指した。

「あ、これですか」

本来酸素の運び役であるヘモグロビンだが、タバコを吸うと煙の一酸化炭素の方が先にヘモグロビンにくっついてしまう。横取りされたぶんを補う為に多くのヘモグロビンが作られてしまうのだ、と。確かにそんな話を聞いた事がある。

やはりタバコは百害あって一利なし。
親孝行はしたい時に親はなし。
まぐわいはしたい時に嫁寝てる。

思い足取りで病院を後にし、会社に戻った。やはりタバコはやめるべきなのか…禁煙なんて今まで軽く100回はしてるのに出来るのだろか…そして二次検診の結果は如何に…。

色々と考え事が頭の中をぐるぐる回っていた。ひとまず落ち着こう…と思って気付いたら喫煙所でタバコに火を付けてたので最早ダメ。

喫煙とは緩やかな練炭自殺みたいなものだ、と思った。

だーれが殺したヘモグロビン♪

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