息子・タク(2才)が昨晩発熱。
僕の息子(性的な意味で)も昨晩発熱(性的な意味で)。
これについては嫁が撲滅。
タクの熱が夜が明けても下がらないので医者に診せることにした。
折りしもこの日は祭日。区役所の休日診療所しか開いておらず、ちょっと遠い。うちは貧乏なので車がない。貴族じゃないので牛車もないし、連邦軍でもないのでガンダムもない。そのため
「タクシーで行くぞ」
と言ったところ、へばっている姿が痛々しいタクが
「たっくん、たくしー大好き!」
これだけは嬉しそうにしていて、なんだか涙がこぼれそうになってしまった。タクシーに乗り込み、
「たくしー?コレはタクシー?」
と聞いて来るタクの言葉を聞いて
「セクシー、あなたはセクシー」
といういにしえのピンクレディーの歌を思い出して口ずさんだら運転手に笑われた。やがて区役所に到着し、診察。
「うぎゃあああああ!」
聴診器をポンポンポン、あと喉をあーんと見るだけの診察なのにタクは絶叫。娘・R(4才)のお医者さんごっこのほうがもっとしつこいのに。もっともRのお医者さんごっこは途中から
「あたま、あらいまーす」
床屋さんごっこになってしまい訳が分からないのだが。
結果はインフルエンザかどうかはもう少し時間が経たないとウィルスが出てこないとかで分からない、ここは休日診療所なので薬1日ぶんしか出せないから明日掛かり付けの医者に行って下さい、とのことであった。診察が終わり、薬局で薬をもらってもタクはまだ泣いていた。
「もう終わりだから帰るよ。またタクシーに乗れるから」
とあやすと
「でんしゃがいい」
とのことで…。
「いや、ここから駅は遠いんだよ。今日はベビーカーじゃないし、雨降ってるし、君も風邪引いてるから、ね。タクシーにしよ?」
「やーだ、でんしゃがいい!でんしゃがいいの!うわあああん!」
「わかったわかった。泣くとまた熱が上がるぞ…」
人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し、と言ったのは徳川家康だったか。片手に傘、片手にタクを抱きながら駅までえっちらおっちらと歩くのもなかなかのものである。
行きはよいよい帰りは怖いとはまさにこのこと。願わくばタクの風邪が
なおりゃんせ、なおりゃんせ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。