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■ビッグベン(排泄的な意味で)
2008年03月05日(水)
※今日の日記は尾篭な内容なのでお食事中の方はご遠慮ください。

家の中で、ふと嫁の姿が見えなくなった。大体トイレなのだが。

「ママはー?ママはどこー?」

甘えっ子の息子・タク(2才)はすぐ騒ぎ始めたので

「トイレかもね」

と答えるとすぐさまトイレ方面に走って消えて行った。おそらくトイレの扉を開け、嫁が「産んでる」ところを暴くのだろう。耳を澄ませて聞いていると、案の定扉を開ける音がして

「ママ、うんち?」

むごいセリフが聞こえた。嫁の声は聞こえないが、やはりトイレにいたのだろう。タクはダダーッと戻って来て

「ママ、うんちだった!」

ニコニコして僕に報告した。そりゃアイドルじゃないんだからうんちもするさ。そんなこと聞きたくねえようと心で嘆きながらも

「ママがいてよかったねえ」

とりあえずそう答えておいた。気を良くしたタクは再びトイレまで走って行った。これ以上嫁のトイレシーンを暴いてどうするのだろう…と耳を澄ませていると

「ママ、うんち見してー」

更にむごいセリフが聞こえ、またダダーッと戻って来て

「ママ、うんち2本してた!」

カブトムシを見つけた時のような目映い笑顔で報告したのであった。だからそんなこと聞きたくねえよううううう。嫁の2本糞を見たところで一体何がそんなに嬉しいのだ。坂本龍馬の生まれ変わりか?「2本の夜明けは近いぜよ」なんつって。

タクに妨害され続けていた嫁がようやくトイレから出て来た。

「君、2本糞してたんだね…」

「見て何が楽しいんだかまったく分からないわ!」

「そうだねえ…鍵かけたらかけたで『開けて』ってうるさいしね…(2本糞…)」

タクはその後自身もうんちをし、

「たっくん、うんち6個出た!」

と言っていた。お前はウサギか。ともかくトイレ中は究極のプライベートタイムなのだから

「いいかいたっくん、人のトイレとかうんちは見ちゃいけないよ」

と嫁に代わって伝えたのだった。

うんちだけに代弁。なんつって。

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