「パパ、おはな〜」
「パパ、はなみどぅー」
娘・R(4才)も息子・タク(2才)も鼻水垂らしまくりの鼻盛り。はいはいとティッシュを出し、拭いてやる。ケツを拭くだけじゃなく鼻水も拭くのが親なのさ。
「私も…」
子供達だけでなく嫁もハナタレであった。しかし嫁は拭いてやらない。
「お前は花粉症じゃないのか」
「風邪だか花粉症だか、何がなんだか…」
鼻の人妻。花の女子高生、花の二区などと比べるとどうしようもないくらいみすぼらしい。
…とバカにしていたら僕も鼻盛りになってしまった。抹茶アイスのような色の鼻水が出て来た時は、ホクロから毛が生えてきた時ぐらいに自分の体がイヤになった。鼻が詰まった時は、小島よしおを見るとよい。
「もう、つまらない」
なんつって。しかし小島を見ても鼻水は止まらず、鼻水と性欲は関係ねえとばかりに嫁を襲おうと思った。僕は鼻盛りにて男盛り。そして願わくば女体盛り。子供達が寝静まった後、嫁も早々と布団に入ろうとするところを捕まえて
「なあ嫁。一緒に汗と鼻水を流そう…」
と鼻の都パリに誘おうとすると
「子供抱えてなかなか医者に行けないから、いっぱい寝て治そうとする私の努力が分からないの?」
と言われてしまった。
「僕も花粉飛ばしたい」
「だからー私は治そうとしてるの。察しろ」
あ、KYってやつ?僕に空気読めと?どうしてもやりたいなら空気嫁(ダッチなワイフ)とでもしてろと?しかしそんな文明の利器ならぬ文明の性器は我が家にはない。僕らの仲を引き裂いた鼻水が憎い。
空気読めない僕と
やる気読めない嫁…。
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