息子・タク(2才)が昼寝していたので娘・R(4才)と近所の本屋へ行く。
どうでもいいことだが、この本屋は友達がバイトの面接に受かり、初日にいきなり寝坊をかましたら
「もう来なくていいよ」
速攻クビになったところである。エロ本以上にエロマンガが異常に充実している。それも漫画家とオタクが多いと言われているこの街の特性であり、ある意味カルチャーの発信基地である。僕は娘連れなので当然我慢してエロスコーナーには一切立ち寄らず、ノンエロティックなエリアを物色していたら
「パパ、これおうちにあるよね」
Rが指差す本を見てみると

ガラスの仮面だった。
「そうだね。よく分かったなあ」
表紙などは一切見ていない。この赤い背表紙だけである。家でもRが見ているところでこのマンガを読んだことはない。本当に家の本棚に並んでいる背表紙の記憶だけで分かってしまった。ううむ、幼児の記憶は無駄に凄い。おそろしい子!
本を一冊買い、今度はレコード屋へ。
「パパ、びーぶいでぃーは?」
パンツかよ。
「それを言うならDVDです」
レコードよりCDよりDVDを先に覚えるとはさすが21世紀っ子である。僕がレコードを漁っている間、RはCDコーナーの方へ行ってしまった…と思ったらすぐ戻って来た。一枚のCDを片手に。
「この人はだあれ?」
「え…へヴィメタの人…」
金髪長髪でギターをぶん回しているジャケットのCDを持って来おった。それを元に戻すとまた違うCDを持って来た。
「Rちゃんねえ、このお姉さん可愛いと思うの」

大塚愛だった。僕は知っている。「大塚愛ランド」というデリヘルがあることを…。しかしRには言わない(当たり前だ)
「あはは、そうだね。可愛いね」
しょこたんとどっちがギザカワユスか、しばし真剣に考えてしまったが、Rの目に留まるのはこういうCDなのかと面白く思った。子供と本屋やレコード屋を見て回るのは意外に面白いと気付いた今回の買い物。
重いカルチャーをオモチャーという、と言っていたのはnamcoのCMに出ていた細野晴臣だが、その言葉通り、いつも触れているオモチャーではなくたまには文学・音楽のカルチャーに触れさせてみるのもいいかもしれない。
おそらくはまだ分からないのでオモチャーの方が好きであろうから、ちょっとだけよん。
それはカトチャー。
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ベスト10陥落したので復活して歓楽とさせてください。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。