日曜日のことになるが、雪が積もった。
子宮温暖化、じゃなかった恥丘温暖化、ええいもとい、地球温暖化で積雪が珍しくなったこの東京。子供達には是非この貴重な気象現象を経験してもらいたいと思い
「雪で遊ぶぞ〜」
と言うと娘・R(4才)も息子・タク(2才)もホイホイ付いて来た。外は未だしんしんと雪が降っており、公園に行けば処女雪と戯れる事が出来るであろうと思ったのである。処女という文字に心躍らせない男はいない。
「君、初めてなの?大丈夫、優しくするから(雪を擬人化)」
と颯爽と公園に向かったのだが、既に結構な親子連れが遊んでいた。
「君、結構いろんな人と遊んでるんだね…(雪を擬人化)」
そんな父親のスノーホワイトプレイをよそに、Rとタクは水を得た魚、氷を得たシロクマのようにはしゃぎ始めた。
「手袋するかい?」
Rとタクそれぞれに聞いてみたところ、Rは冷たいからすると言い、タクはいらないと言う。Rは手袋に纏わりつく雪を気にしながら、タクは手が真っ赤になっているのをものともせず雪玉を作って遊んでいた。同じ姉弟なのにその違いが面白い。

雪を蹴飛ばして楽しむ人。

「おっきい雪とれたー!」とでっかい耳クソが取れた時の僕のように喜ぶ人。
「よし、雪だるま作ろう」
親子三人スカラベの如く雪玉を転がし、木の枝を刺して腕、空き缶もぶっ刺して帽子に見立てて完成。
「できたー!」
「おおきいね!」
飛び跳ねる子供達。ああ、雪景色に舞う子供達は美しい。真っ白いカンバスの中で遊んでいるようだ。雪は日常の風景を幻想化させる。
「じゃ、そろそろ帰ろうかね」
「やだー、もっと遊ぶー」
「君達ふたりとも鼻水垂らしてるじゃないか」
「はーい」
ハナタレが心配で1時間弱で遊びを切り上げた。気をつけて歩くんだよ…と帰り道をもそもそと歩いていたら、ボゾゾゾゾゾ…と雪道を危なっかしく自転車で走る女子高生、今風に言うとJKとすれ違った。普段だったら
「すわ、JK」
スカートめくれろ〜とばかりに凝視するのだが、何故かこの時はまったくそそらなかった。何故だろうと思いもう一度JKを見てみると、なんとスカート姿なのにジャージをはいているではないか。
しかも田舎のオヤジが茶の間で着てそうなどん臭いねずみ色のジャージ。ま、寒いから生足でいろ、という方が酷である。僕が普段JKに目を奪われていたのは生足のせいであったことに気付かされた。生足を封印されてしまったら別にどうってことはなかったのである。
しんしんと降る雪は…
風景を幻想化させ、
JKを幻滅化させる。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。