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■大豆マンブラザーズバンド
2008年02月04日(月)
まーめーまきまき、まーめーまきまき、まーいてまーいてとんとんとん。

うちも娘・R(4才)と息子・タク(2才)に豆まきをさせることにした。豆が入った枡を持たせ、鬼にぶつけましょうと説明する。

普通鬼役をやるのは父親だと思うのだけれども、うちでは一番鬼に近い怖い存在、嫁である。鬼の面をかぶって

「がおー。鬼だぞー」

とRとタクに迫ると

「ぎゃあああああああ」

「こわい!こわい!こわあい!」

ふたりとも大パニックでパイパニック。本気で怖がり鬼は外どころじゃない。中身は嫁だってことはバレバレなのに、どうしてここまで怖がれるのか不思議に思ってしまう。Rは辛うじて泣く一歩手前で踏みとどまり

「おにはそと!ぎゃああああ!」

豆を投げては逃げるという一進一退の果敢な攻防を見せていたが、タクはまじ泣き。

「ほら、鬼は外ーって豆をまくんだよ」

とサポートしてやっても

「ぎゃー!」

枡ごとぶん投げ泣いてばかりいる子猫ちゃん。

「ほらほら、泣かないで頑張れタク」

涙、みーせーてもいいよ、それが一番大豆。なんつって。

「鬼だぞー。うわっはっは。コワイナー」

それにしてもこの嫁、ノリノリである。

「これ以上やるとトラウマになるからやめるべよ」

と言ってそろそろお開き。

「豆はな、年の数だけ食べるんだぞ。Rちゃんは何才?」

「よんさい」

「そうだな。だから4つ食べるんだぞ。じゃあタクは何才?」

「にににに、にじゅうごさい」

ダメだ、まだパニクっている。節分のあとの接吻ちゅー、とタクを慰めておいた。節分の夜は子供達を抱いて眠るのであった。

あ、嫁を抱いて子種まくの忘れた。

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