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■女は強し。しかも娘も強し。
2008年01月22日(火)
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娘・R(4才)と幼稚園の運動会を撮ったビデオを見ていると

「これは○○ちゃん、これは××ちゃん」

一緒にお遊戯をしていたクラスの女の子達の名前をズラズラと挙げていた。自分から友達の輪と広げようとせず、殆ど特定の仲良しとのみ遊ぶR。しかし幼稚園に入園してから1年弱、早いもので4月になったらもう年中にクラス替えになるこの時期、さすがにたくさんのクラスメイトを覚えてきたことよ…と胸が熱くなった。

夜、寝る時も布団の中で友達の名前を次々と言っていたが、ふと気が付いた事があった。すべて女の子の名前なのである。

「Rちゃん、男の子はどんな友達がいるのかな?」

「おととのこ?」

Rは「おとこのこ」とは言えない。必ず「おととのこ」になってしまう。

「そう、男の子いないの?」

「えー…いない」

女子校か!

「ほら、こないだ一緒に男の子とお当番したって教えてくれたじゃん」

「こーたくん!」

ああよかった。やっとひとり思い出してくれた。

「他にはいないの?」

「うーん、Rちゃんわからないの」

面と向かい合えば名前が出てくるのだろうが(と思いたい)、男の子にはあまり興味がないようだ。確か嫁からの情報で、Rが幼稚園で泣くとサッとそばに来て心配してくれる男の子や、Rが大好きな男の子がいると聞いていたが、おそらくビタイチ気付いていない罪な女、R。

この様子だと

「じゃあ好きな男の子は…と言っても分からないか」

と聞いてみると

「パパが好きー」

と言うではないか。この罪な女め…と憤るのだけれども

「え、ホントに?でもパパもう男の『子』じゃないけどなあ。まいったなあうへへへ」

口元が緩みっぱなしで最早僕は既に死んでいる。さすが4才でも女は女、虫は殺せなくても男を殺す術を既に習得しておる。

「ぬふぇふぇふぇ…」

と愛しいRに頬ずりなどをかましていたら

「たっくんはぁ?」

僕のそばで既に寝たかと思っていた息子・タク(2才)が突然「僕はどうなのだ!」と聞いてきた。

「おととのこはたっくんも好きだよ〜」

そつなくRがフォローを入れると

「ぬふぇふぇふぇ…」

タクは満足気に笑みを漏らした。見よ、我が家の男は単純である。それにしても気持ち悪い笑い声だ。誰に似たのか。

このようにどんな贈り物よりも娘のひとことが嬉しかったりする。男の子の名前を覚えるのは苦手なくせに、Rは知ってか知らずかその辺の呼吸というかタイミングがまことにうまい。僕もタクもまんまと舞い上がってしまう。男は度胸、女は愛嬌というが、少なくとも我が家では

男は奇矯、女は最強である。

無論最強中の最強なのは嫁。

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