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■ずっと俺のガンターン!
2008年01月02日(水)
「パパ、あけましておめでとうございます」

「あけまひておめでとーござます」

元旦、起きてきた娘・R(4才)と息子・タク(2才)がきちんと新年の挨拶をした。おそらく嫁に言うように躾けられたのだろう。子供には「開けまして…」と言わせるくせに、昨晩お股は開けてくれなかった。嫁はそういう人間である。しかし子供達には関係ないことだ。

「はい。おめでとうございます。おじいちゃんにもご挨拶してね」

仏壇の父にも新年の挨拶をしてくれよ…と手を合わせるように言うと、ふたりは代わる代わるおりんをチーンチーンと鳴らしまくり

「おじーちゃん、おたんじょうびおめでとうございます!」

これは嫁には躾けられてなかったようだ。

昼飯を食べてから父の墓参りへ。

「よーいどん!」

「まてまて〜!」

早速墓場で運動会を始めるRとタク。

「やめれ!鬼太郎かお前らは!」

うちの田舎では墓地で転ぶと3年以内に死ぬると言われているから…とか言ってたら早速タクが転んでいた。もう知らん。

父の墓前に立ち、花と線香を奉げ

「はい、じゃあおじいちゃんに手を合わせてな。おたんじょうびおめでとうじゃないからな」

僕とRとタクが3人で手を合わせる。

「おじいちゃん、あけましておめでとうございますと言うんだよ」

「おめでとーございます」

とR。

「めりーくりすます」

とタク。お前わざと言ってるだろ。

命日と正月ぐらいしかなかなか墓参り出来ないのであるが、墓前に嫁と子供達を立たせると、父が目を細めて眺めているような雰囲気を感じるのである。おーよく来たな、孫、大きくなったな、と言っている気がしてならない。父はここにいる。千の風になどなっていないと思う。

そして僕も父に「どうだ、調子は」と語りかけられているような気がする。実は自分自身の内なる声が父のイメージを借りて自問自答しているだけなのかもしれないが、僕は父のお墓にこう答えるのである。

墓地墓地でんな。

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