実家の栃木に帰って来た。
「おばあちゃーん!」
迎えに来た我が母に駆け足で飛び込んで行く娘・R(4才)と息子・タク(2才)。母、いきなりメロメロ。よし、つかみはOK。
昼飯は佐野ラーメンを食らうため旧国道を車で走る。この道沿いには「死後裁きにあう」「見よ神の国は近付いた」等のいわゆる「キリスト看板」が多く掲げられており、とても生きた心地がしない。
佐野ラーメンとは栃木県佐野市を中心として広まっている、わりとあっさりめのラーメンである。ラーメンの鬼・佐野実とは関係がない。白木みのるとも関係がない。
お目当ての店に着くと
「裏の階段からお2階へどうぞ」
と案内された。2階の座敷席はどう見ても住居部分の部屋を無理矢理ぶち抜いて客席にしたような感じ。テレビや本棚等、生活観溢れるインテリアが散在していた。それらに混じって、

何故かパチスロマシンもあり、ご丁寧にメダルも満載。Rとタクはすぐさま飛び付いた。
「ねえねえパパ、これなあに?どうやってするの?」
「たっくんもする!たっくんもする!」
ああもうふたりしてうるさい。どうやるの?と言われてもメダルを入れてボタンを押して…とそこまでしか教えられない。僕は大学1年の頃ヒマだったので一時期パチンコにはまったことがあるが、スロットはやらなかった。パチンコ専門であった。それもすぐ飽きてしまい、女体に興味が移っていったから今はチンコ専門である。
初めて見るとはいえ、こんなギャンブルを象徴するメカにはまってしまう子供達。僕の子ならギャンブルに対しては淡白なはず。となると
「嫁、これはきっとお前の一族の遺伝だ!」
「ぎく」
嫁がギクリとした訳は、嫁の弟がスロット大好きなのである。本人は否定するがしょっちゅう行っているらしく、パチスロ店から嫁弟宛に会員証が郵送されて来たりしても
「あ、それは友達に名義貸しただけだから」
と苦しい言い訳をしている。それは「痴漢してません」と言いながらナオンのパイオツを揉んでいるようなものであろう。
待望のラーメンが来ても子供達はメダルを握り締めてスロットに熱中。
「あーあー…メダルも汚いだろうに」
せっかく手を拭いたのに、メダル握りまくっちゃって…と呆れながら麺をすする母は太鼓腹。
メダルを見つめるビヤダル…と頭に浮かんで麺が鼻から出そうになったとさ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。