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■初潮の予兆?
2006年01月13日(金)
娘・R(2才)が赤飯をばくばくと食べていた。昨日の日記にある、
息子・タク(3ヶ月)の「お食い初め」の残りである。

「よく食べるね」

「赤飯が好きなんだな」

と嫁と話していたら、何故かRの箸が止まり、そのまま頬杖を
ついてまるで「考える人」のポーズをしたまま固まってしまった。

「R、どうしたの?」

赤飯
「んふー」

「何か考えているのかい?」

赤飯
「んふー」

何やら考えているようで考えていないようで全く謎であったので
僕もRの前で赤飯とにらめっこしながら考えてみたところ、速攻で

「赤飯…女の子…初潮のお祝い…」

という短絡な連想ゲームが頭の中で繰り広げられてしまい、急に
Rが成長した姿が浮かび、僕の手の届かない場所に行ってしまった
ような寂しさを覚え

「うわーん。R、大きくならないでおくれ。ずっと今の可愛いままで
 いておくれ」

思わずRを抱き締めたい衝動に駆られ、叫んでしまった。それを
聞いた嫁が

「何言ってるの。それじゃRがかわいそうでしょ」

呆れ顔で言った。それはそうなのであるが…。

現在2才5ヶ月で、何かというと「パパおいで」とか「パパだっこ
して」とか甘えてくるRは可愛い盛り。それが突然思春期ぐらいに
成長したリアルな姿が浮かんでしまって複雑な気持ちになったの
である。

思春期なんかになれば、親への反抗心や嫌悪感がむくむくと起こり、
とくに父親の僕になどは

「親父、きもい」

などと蛇蝎の如く忌み嫌われる可能性大である。それへの心の
準備が出来てなかったので取り乱してしまった。勿論Rには成長
して欲しい。しかし何かが成長していく分、少しずつ親離れして
行き、少しずつ寂しさを味わいながらその成長の姿を見ていく
ことになるのであろう。

その寂しさが一気に押し寄せてしまったような僕ちゃんである。
もうちょっと落ち着かねば。

しかし今時初潮のお祝いに赤飯を食べる、なんて家庭はあるの
だろうか。僕は男兄弟だから分からないし、嫁に聞いたところ
恥ずかしくてそんなことはさせなかったという。

将来Rがそうなって赤飯が出てきたとしても、僕のほうが舞い
上がってしまい

「ショチョさん、メデタイネ」

などとフィリピーナ口調になってしまいそうで怖い…。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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