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■音楽の世界だ!
2005年12月22日(木)
ひええんひえええんと泣く息子・タク(2ヶ月)をあやすために、
クラブフロアが思いっきり盛り上がりそうなアゲアゲのテクノを
ズンドコズンドコかけながら抱いていたら

「タクもテクノ好きにする気?」

嫁が突っ込みを入れて来た。そう。僕はテクノミュージックが
大好き。そして娘・R(2才)にも産まれる前から胎教と称して
テクノを聞かせていた。胎教にはクラシックがいいとよく言わ
れるが、うちにはそんな音源はないし、そもそも妊婦が好きな
音楽であれば何でもよいのである。嫁も僕とクラブで踊ってた
クチなのでテクノも良かろう、と判断した次第。かくしてその
成果は抜群で、この時もRは

「いえーい。いえーい」

テクノを聞きつけて早速踊り始めた。どこで覚えたんだろうと
思う程見事なステップを踏み、よくクラブにいるヘロヘロで
フロアにたゆたっている酔っ払いクラバー(僕のこと)よりも
サマになっている。ちゃんとブレイク(曲の途中でバスドラ音が
スコーンと抜ける時のこと。フロアが盛り上がるタイミング)
にもちゃんと

「いえーい!」

とか叫んで両手を上げているし、教えてもないのにクラブの
「お約束」をある程度心得てしまっているのが不思議である
程テクノに馴染んでしまっている。僕から受け継いだクラバー
の血がそうさせているのだろうか…。かと思うと

「ぱぱー。うちわ。うちわ」

そうだった。Rは踊る時には必ずウチワを持ちたがる。クラバー
だけじゃなく何故かジュリアナギャルを彷彿とさせる一面も
あったりして。かつてジュリ扇と呼ばれたボアが付いた扇子に
ボディコンに身を包んだジュリアナギャル…。しかし僕はそんな
ディスコには行ったことがないのでボディコンの遺伝子はない。
ロリコンならあるが。

おそらく音楽に合わせて踊る楽しみ方というのは大人も子供も
そう変わらないものなのだろう。そう考えるとパラパラなども
お遊戯の延長に思えてくる。

さて、Rはテクノを受け入れたようだがタクはどうだろうか。
基本的にテクノ好きというのは見てくれがオタクっぽいのであまり
モテない。いや、モテないとまでは言わないがパッとしない。
ダンスミュージックの他のジャンルでモテそうなのは、あくまでも
僕のイメージだが、ヒップホップ系ではないだろうか。見た目
がオサレだし。

タクには将来父の轍を踏ませず、男の幸せを目指して歩ませるよう、
ヒップホップを聞かせるのもいいかもしれない。そして年頃になって
からは適度な性の情報を小出しに指導していく。

え、何故そこでエロ情報が出てくるのかって?それは、そうすれば
タクは

東京生まれヒップホップ育ち エロそうな奴らはだいたい友達

になるからである。


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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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